Ｎのために

読みました。
湊かなえの｢Ｎのために｣。
とてもよかったです。
続きが気になってどんどん読んでしまいました！

解説にも書いてあるとおり、立体パズルを組み立てていくような本でした。

暴力にしか愛を見出せない、野口夫婦と西崎母子はなんだか切なかった…
西崎が書いた｢灼熱バード｣も、胸が締め付けられる感じでした。

人間の汚い部分を描きながらも、とても綺麗なお話だったなあという印象です。

｢告白｣も以前読みましたがすごく引き込まれたし、湊かなえの本を他も読んでみたいと思いました。

最初の証言の章を読んだときまでは、安藤が女だと思っていたのは私だけでしょうか…


とてもおもしろかったので、ドラマも一気にみてしまいました(´∀`)

現代と昔のシーンを行ったり来たりで忙しい感もありましたが、ドラマとしての構成という意味でとてもよかったと思います´ω`

高校生のときと現代で髪型しか変わってないから、大人になった感じがあんまりしなかったですが…まあしょうがないですよね笑

そして野口氏がこわいー！

榮倉奈々と窪田正孝がいい味出してました。
良いドラマでした(´∀`)！