””過去⑬ | …。
結婚式が終わって間もなくのことだった
初めてのドレス
結婚式
再婚の新婚生活の始まり

そして、次は家を建てる準備も始めていた
私にとっては多分幸せな始まりだったはず…
北海道へ来て2ヶ月目…
5月の終わり…


ある時メールで姉から報告を受けた



今ね、パソコンの学校に通っているの

????

あとね、私も写真結婚式をしたの

?(聞いてないなぁ…)

お金かかったんじゃない、大丈夫だった?



お母さんがお金出してくれたから


?お母さん?
お母さんって誰?
姉の旦那のお母さんは
とっくに亡くなっているのに。

?おかあさん???



すると姉は…
お母さんなんか1人しか
いるわけないでしょう?爆笑
お母さんだよ。お母さん
お母さんが学校のお金も
写真結婚式の写真も出してくれたんだよ爆笑
写真だけは残しておいた方が良いって照れ


さも当然のように…普通に喋った…





間を置いて怒りが…込み上げた…

おかあさん。…………ね……………

うさちゃんが北海道行くって話になった時
赤ちゃんお腹に出来て、
うさちゃんも居なくなるし
頼れる人も居ない。
お金もなくて不安だったし
自分もお母さんになったら
お母さんに会いたくなって会いに行った。
お母さん泣いて喜んでくれたよ…



いつから…


うさちゃんが
北海道行く前から。



あの結婚式に来て欲しいと話した時は
もう連絡とってたんだ…


うん。
お母さん呼んであげたらいいのにって
思ったよ〜


と…




あの日、病室で母親と再会した時とは
比にならないほどの怒りが…


この2人が仲良くなるだなんて…
私には1番…1番タブーなこと…


あの時、和解の話を出した時…
あなたなんて私に言ったの?
子供の頃から、あなた私をどう育てたの?
自分が困れば例外なの?
あなたと母親の間で、
私がどれだけ傷ついて来たか…

私が地元に居た時から?
馬鹿にしてんの?
なぜひとこと教えてくれなかったの?

私はあなたと母親が仲良くなってくれたら
と心底思っていたのに…


私は金ヅルかよ?
近くに援助してくれる人間が居たら
用済みなん?
もういい。。。
もう二度と会うことはないでしょう…
全てがアホらしい…
28年?あなたの妹でいた事を
これだけ悲しいと思った日もないわ!


そう言ってガチャンと電話を切った。



その後、母親に電話して
この人にも相当の文句を言った。

なぜ教えてくれなかったのか聞くと
〇ちゃんが黙ってて欲しいって言うから。
だから?だから何なの?
あんたら2人で家を壊したのに
そのふたりが今は仲良しこよしだって??
おっかしぃでしょ?そんなの…
誰が納得するん?
私は、あんたを必要とした時も
我慢してきたのに?
でも、助けて欲しいってくれば可愛いでしょ
あなたも昔のことをいつまでも
言ったって仕方ないでしょ?
割り切らないと。昔は昔。今は今。
お姉ちゃんお姉ちゃんってあの子のせいにするけど自分の意思ってものはないのかなぁ?


悪びれることも無く…
ごめんねと言われることも無く…
過去を引きずる私が悪いと否定した

懐く者は可愛く
そう出ないものは切り捨てる

姉は、私に隠れ母親を独占し
さぞ嬉しかったでしょう…


それから…
2日後に、送ったお祝いとお下がりの箱が
送った時の状態のまま送り返されてきた




そこから5年…
私は鬱病になった…
口を開けば夫に離婚して欲しいと言い…
口を開けば家建てるのやめようと言い…

新婚時代もなく…
育児も家事もどうやってたかも…
うろ覚え…
1日1日が闇だった…



振り返っても…
私、姉にありがとうって言われたっけ?
母親にごめんなさいって言われたっけ?


本当は姉が1番母親を好きだったんだろう
隔離病棟。錯乱状態で母親を求めた姉が『素』の姉だったんだろう…
幼少時代。
うさちゃんなんか生まれて来なきゃ良かったのに。と何度も何度も言ったのは恐らく本音だったのだろう…

母親はやっと姉を愛せる時が来たんだろう…




でも、
そんなの知るかよ…
そんなの知らないよ…
分かるわけない…


私はいつも沢山のこと
犠牲にして生きてきたのに…



せめて
ごめんね…と心の底から
謝ってくれたら…



何かが変わったかも知れないのに…




私は何度も何度も母親に心を殺された…




今だって心が度々壊れる
トラウマと共存しながら生きてる

何のために産まれてきたのか…と
よく思う

何のために生きてきたのか…ともよく思う



やっぱり私の中では『家族』って
すごく大事だったから…



病室で再開した日
あれが心を治す
最後のチャンスだっただろうに。




チャンス…
あれは何のために巡ってきたんだろうね




神様は
修復のチャンスをくれたのか…

私を奈落の底に落とすために…?
強く生き直すために
試練を与えたのか………


よく分からない。


兄?は私が姉を連れ帰ってきて
それが発端で母と姉が隣同士で暮らしてる
現在(当時)を知り、怒り狂いました。
余計なことをした私が悪いんだそうで…

それっきりになりました。


まぁ、ほんとに色んな意味で
余計なことをしました…

何一つやって良かったと思うことは
なかったから…




一つだけ分かることは、
あの二人にはもう二度と会うことは
無いということ。
私の家族は『父』だけだったということ…



こう思い知るまで長かった…
そして
悲し過ぎた結末だった…