こんばんは!
どしゃ降りの雨にまともにヤラれて
恐らく高校生の時以来の靴下までグショグショを経験してきました
歩く度にブーツの先から水がピュッピュッと跳ねるのを見ながら、パパと二人で傘ひとつ、寄り添って歩いて来ました
11時からの診察で、10分前にセカオピに着きました
受け付けを済ませ、二人で言葉少なく呼ばれるのを待ちました。
至って平常心…話せるし、笑えるけど
診察室の扉が開く度に、心臓がドクンと跳ね上がる。
暑くもないのに、背中や脇を汗が伝う。。
何度経験しても慣れないね。
呼ばれて先生の前に座る。
「前も言ったけど肝臓に二つ影が映っててね…」
唐突に知らなかった事実。
二つかぁ。多発だったら手術は出来ないね。
続く言葉に私もパパも覚悟を決めました。
「放射線科の先生にも見てもらって、まぁ僕と同じ見解なんだけど…
あまりにもハッキリ映っているから
ガンならもう少しもやもや~と映るからね
とりあえず経過観察でいいと思うよ」
え…
先生の顔をじっと見つめる。
「それは良性か悪性か…何%位の割合なんですか?」
私の顔があまりにもひどかったのかな?
先生、私の肩に手を置いて
「大丈夫!八割がた大丈夫。この何日か不安やったろうけど、大丈夫やから」
と。
もっと何か声を掛けてくれたんだけど、その時には涙が溢れてしまっていて、ちゃんと全ては聞き取れなかった。
見た目的には、放射線科の先生もセカオピの主治医も、転移とは違うと言った意見で一致したそう。
ただ、やはり疑念は残るので、放射線科の先生からは経過観察で3ヶ月後にもう一度、像影剤を使ってのCTを撮ることを言われたそう。
でも先生的には、やはり腫瘍マーカーが基準を超えて上がっているので、2ヶ月程で見ようとの事。
何も心配しなくていい!
っていう100%な答えではないけれど、
今まで検査結果で、いつも想像を遥か越えた悲しい現実を突きつけられてきた私達夫婦からしたら
ほっと一息つけれる先生の言葉でした。
厳しい状況には変わりないんだと思うんです。
突然出来た大きな影だから。
先月の検査では大丈夫だったのに、今月入って急に余命を宣告される
そんな話もよく聞く病気だから。
地元の主治医にも見てもらう為に、画像をお借りしてセカオピを後にしました。
車に乗り込んだ瞬間…
それでも安堵から溢れる涙。
泣こうなんてこれっぽちも思っていないのに、私もパパも涙が止まらない。
とりあえず、良かったです。
嫌いな【経過観察】っていう言葉を
こんなに嬉しく思えるなんて、思ってなかった。
心配してくれた方々ありがとう。
とりあえず、今日という長い一日は越えることが出来たよ。
でもね、パパとも話したんだ。
良かったじゃないね。
警鐘なのかもしれないね。
って。
来週の地元の主治医とも相談して、4月に迎える術後一年の検査で
より詳しく調べれないかお願いしてみる予定です。
再発した時に移るであろう点滴による抗がん剤。
ハーセプチンを使いたい。
Her++は判明しているけど、fish法も今からお願いしておこうと思いました。
がんワクチンであるペプチドの注射も、これからも続けます。
戦います。
私はガン患者なのだと、良い意味で常に意識したいです。
自分に甘い私だから…。
ちびぶたさんのランドセルを選べれるように…
兄ぶたさんの部活のユニホームを洗えるように…
お嬢とこれからクスクス話せるであろう恋の話や、料理etc.を教えれるように…
大切なパパと、愛しいパパと、まだ離れたくない。
私のためじゃない。
この大切な家族を悲しませないために、私は生きたいのです。
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