~「10周年祭」を論じるにあたって、我々の変遷を振り返る~

 「祭」とは「旅」でもあった。


'01年冬 米領グァム

国際関係学科の集大成、実践フィールドワーク。

外貨代わりの炊飯器を持ち込み、国境を越え横井伍長の救出を謀った。

亜熱帯リゾートの姿とは裏腹に「小川低気圧」による台風に苦しめられ、

毎晩をカリフォルニア米で食いつないで篭城した。

高度3,600mからの上空パラシュート作戦に賭けたが、

横井の影を追ったまま恥ずかしながら玉砕。




~「10周年祭」を論じるにあたって、我々の変遷を振り返る~

 「祭」とは「旅」でもあった。


'00年夏 広島、

メンバーの国籍問題により予定外の公共機関使用不可、国鉄の洗礼。

フルフラットの難民乗りハイエースで2号線を爆走。

世界初、睾丸墨を用いた「清水」の入筆により厳島神社は世界遺産に。

蚊の襲来とともに眠り、世界イチ強い奴「研修授業」にひれ伏して帰還。





'01年夏 東北

日本海と併走パリ・ダカールラリー。2輪×3+4輪×1=「北の国から」

名庭兼六園駐車場でのビバーク、

新潟道の駅名物「改造車だんじり」にも負けずひた走った…

酒田市内では親切を装った泥酔夫妻によるヨット拉致に遭遇、

手招く朝鮮半島に気付かぬまま船上宴に酔いしれた。

迷い込んだ雪男の生家、星の降る伝説の集落では

他言語を話す家族が我々をもてなし、妹が唾を吐いた。

最果ての地、秋田の街角には複数の老婆が立ち、

浴場は乳頭少女達の涙で濁った。

鷹の父「吾郎」がそれら全ての憂いを拭い去った…




~「10周年祭」を論じるにあたって、我々の変遷を振り返る~

 「祭」とは「旅」でもあった。


'98年夏 大阪、

枚方から我々の冒険は始まった。

淀川を越えた原付部隊、通天閣を見上げた。

人類の母、和子との出会い、手抜き焼肉、枚方ナイトパーク。

砂を喰らう伝説の巨老婆ハルモニが吠えた…



'99年夏 名古屋、

名谷トンネルとの死闘の末、

奇跡の復活を遂げ、水素燃料を搭載した運転手に命を預け、

一路知多半島へ。半田の狼男、塚田裕二の厚遇…

生活苦の高麗小舅が世界遺産名古屋城に手をかけた。