☆高瀬温泉では貴重な源泉かけ流しの旅館の一つ☆
場所・ 新潟県岩船郡関川村大字湯沢393
電話・ 0254-64-2131 HP、じゃらんあり
泉質・ (高瀬1号・2号混合泉)ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
(弱アルカリ性・低張性・高温泉)69度 PH8
2733mg 362L かけ流し
開湯・ 江戸時代 1700年代に鷹が傷を癒していたのを見て発見
創業・ 江戸時代以降
竣工・ 平成期改築したような新しさ
構造・ 鉄筋コンクリート3階建て
風呂・ 男女別 内湯大浴場1ずつ 部屋付き露天も
料金・ 2食付き 10000円~ 朝食付き 7000円~
客室露天付き2食 10800円~
1日1組限定14畳 ペットOKプラン 12000円~
立ち寄り 500円 10~15時 要電話 *すべて当時の御値段
最終訪問・ 2014・05 G・W
関川の温泉郷の中でも歴史の古い高瀬温泉は荒川の河畔にあり、鷹が傷を癒していたことからその名が付きました
位置は雲母温泉の徒歩圏内にあるので、泉質は似たようなものかなと思ったら、こちらの方が塩分が濃く感じました
成分合計はそんなに変わらないのに、体に感じる特徴が強いと思いました
関川村へ向かう途中の一面の田園風景
地平線まで大きな湖のような5月
この宿を知ったのは最近で、ある温泉ブログの方のものを見て行ってみることにしました
これまでに関川温泉郷の中では雲母温泉と関川湯沢温泉は入ったことがあったのですが、この高瀬温泉はそこまで鄙びた宿や共同湯がないので、私の中ではその条件がないと行かないためスルーしていました
それでも県内の湯めぐりをしている中で関川の温泉を制覇したいなと思い始め、しかも、この宿ならかけ流しということを見て行く気になりました
まだ関川には入っていない温泉が2つありますが、道の駅の方は健康センターのようで塩素循環ということで、今後も行くことはないと思います(旦那は入湯済)
一番奥にある鷹巣温泉は源泉かけ流しですが、日帰りは受け入れがないし、宿泊はお高いので難しいです
高瀬温泉 「かじかの宿 和らぎ荘」 看板
雪つばきの絵があるので雪つばきが冬に咲くのかな
ということで事前にG・W初日ということで、立ち寄りを受け入れてもらえるかアポを取っておいたので当日も快く受け入れてもらえました
女将さんが案内してくれるときに「ちょうど良い時間に来られましたね、今は11時頃なのでお客さんも帰ったところですし、ごゆっくりどうぞ」と言ってくれました
こちらは心の中で「貸切で入れる時間帯、そこを狙ってきてるんですよお(ウシシ)」
すぐそこの道の駅はG・WということでPは満車で併設の桂の関温泉「ゆ~む」(旦那が仕事の際に入湯済)もイモ洗いということを考えるといい気分です
しかも500円で貸切なのですから
高瀬温泉 「かじかの宿 やわらぎ荘」 男湯
やはり男湯の方が広いなあ 溢れ出しは右隅から
館内はお客さんが基本的にいない時間ということで、照明が消されてロビーも暗いです
雰囲気的には民芸調という感じで、少しごちゃごちゃしてるかな
浴室は右奥にあり昭和な雰囲気ですが、浴室内は平成期に改装されたような新しさで使い勝手も良いです
シャワー・カランが横に5席ほど並び、シャンプー・ボディーソープ(ドライヤーも)の備え付けがあるところはさすが旅館です
今回は鄙びではなく、高瀬温泉制覇とかけ流しが条件なので良しとします
男湯の方がここでも広くて女湯の方が狭いですが、鮮度を考えると狭い方が良いかな
浴槽の脇からはしずしずとかけ流しの湯が流れていることを確認
窓は1階にある女湯ということで曇りガラスで展望はありません
高瀬温泉 「かじかの宿 和らぎ荘」 男湯
今回は洗髪もするということでシャワーを出したらここでも金気臭が
しかも頭を洗っているときに湯が目に入ると染みて痛いということを考えるとシャワーの湯も源泉だと思います
よく見ると湯の流れていく場所が金気色に変色していました
これは得した気分で洗髪を済ませ湯に入ると、湯からは雲母よりも濃い潮臭が
しかも体が海水の中のように浮きます
湯口や浴槽のへりに詰まった塩の析出もあることを考えると、ここはけっこう濃い塩化物泉だと思いました
湯の花は茶色の粕のようなものが浮いていましたが、髪の毛も浮いていたのでこれは果たして湯の花か
湯口の湯はけっこうな熱さだったのですが、適温で入れたということは浴槽が広いおかげでしょう
浴後は最初はペタペタしますが、乾くとさらっとツルツルになりました
でもやっぱり濃い塩分で、しばらく自分の肌は潮臭がしていました
塩化物泉なのでガツンと温まり、これは冬に来たらありがたい種類の湯だろうなあと思いました
高瀬温泉 「かじかの宿 やわらぎ荘」 女湯 湯口
帰りはG・Wで忙しそうだったので挨拶だけして宿を後にしました
この日は家から高速で1時間(70キロ)、湯めぐりはすぐ隣の雲母2湯とここだけだったので午前中に終了してしまいました
今年のG・Wはずいぶん地味になってしまいましたが、旦那が前後に遠出の仕事(北海道2回)が詰まっていたのと、家の猫の世話を頼まれていたため、宿泊もできないので仕方がありません(GWは混むから行かない方がいいよ)
この宿は高瀬の中では貴重なかけ流しの宿で(もう1軒あるとか)湯の質も良い方だと思うので関川制覇の際に寄ってみてはいかがでしょうか
宿泊の方は客室露天付きが10800円からと破格の価格なことと、ペットOKプランもあるので良い宿ではないでしょうか
湯めぐり・温泉・塩化物泉好きの方にもオススメです(^^♪
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