4月の突然の入院の前夜まで、私はムエタイキックボクシングのジムでトレーニングしていました。

ジム仲間と週3回のトレーニングは仕事や家事、育児を忘れて打ち込める時でした。

45才で始めてそれまで体力、気力、持久力の無かった私が会長やトレーナーに励まされ得たものはたくさんありました。

教会の働きに通じるものもありました。牧師がボクシング?と言う人もいましたが、もし怪我をしたらさせた方に責任がある、というルールのもとに強さも大事ですが相手に対する尊敬と注意が1番大切なスポーツです。

入院、手術して体力が落ち、気力も落ちムエタイはやめようかな、と思っていました。

また激しいムエタイが癌の引き金になったのでは?と思ってもいました。

でもやはりやりたい。その為に筋トレを始めました。筋力は落ちましたが段々と戻るでしょう。

癌になったからと言って何もかにも諦める事はありません。たとえ以前と同じ生活が送れないとしても新しい生き方が待っているのです。

私は今、以前の生活半分と新しい生活半分の毎日を楽しんでいます。