癌と分かった時に
子供達にどの様に、どの程度話すかを随分主人と話しました。

私達大人は友や先生や相談機関に自分達の不安や疑問を話せますが子供達が自分から誰かに相談したり疑問を解決することは難しいからです。

また周囲の大人が母親の病気について話したり聞いたりする事は子供達にとっては必要以上の負担がかかる事も案じました。

そこで手術前の一時退院した時に子供達に話しました。

ママは膵臓ガンにかかったこと。
手術してガンを取り除き、抗がん剤治療すること。
入院が長くなること。
ママは頑張るよ。と。

子供達は気丈に聞いてくれました。

今でも子供達は不安や疑問を口にしませんが色々思っている事でしょう。

幸いな事に何人かの友人が注意深く子供達を見てくれて接してくれています。友人も言葉にださないけれども
貴方達のことを見守っているよ、居るからね、何でも話していいんだよ。
というメッセージを送ってくれています。

ガンにならなかったら友の有難さや尊さや甘えていい事などを学ぶ事はなかったでしょう。