なぜ痛むかと言いますと、運動している内に心臓からの血液が不足気味になると、脾臓でそれこそ秘蔵している血液を放出して補充するからなのです。
この時に脾臓が痙攣し、痛みを覚えるのです。
脾臓の仕事は2つあります。
1つはリンパ液の浄化。そしてもう1つは赤血球を破壊して鉄分を回収するということです。
赤血球は大人で1日150万個、脊髄で作られるそうです。
そうして作られた赤血球の寿命は約120日間、つまり4か月程です。
正常な脾臓でしたら、120日目のいらなくなった赤血球をやはり1日150万個破壊して鉄分を回収するので、
プラスマイナスゼロとなり、均衡が保たれるのです。
ちなみに、脾臓が摘出されると、他の器官が赤血球を破壊するようになるそうです。
ですが、脾臓の機能が低下したとしたらどうでしょう。
120日を越えた古い赤血球が体内をめぐり続けることになるわけだと考えられないでしょうか?
血液専門の書籍によれば、古くなった赤血球は中身を包んでいる皮が硬くなるのだというのです。
赤血球も1つの細胞ですから、細胞膜も当然あります。
『球』と付いていますので、ピンポン球のようなイメージを持ってしまいますが、本来は大福の真ん中をつぶしたような形をしています。
かなり自由に形を変化できるので、グニャグニャ曲がった毛細血管を通り抜けることができるのです。