新十津川物語6巻、読み終わった。

図書館で1巻ずつ借りて大事に大事に読み進めて来た。

中学生の時から、何かあるたびに読んできた本だったはずなんだけど、ちゃんと読めてなかったみたい。

毎巻毎巻、北海道の厳しさと人間の生きる強さに涙しています。


いのちの初夜
100万回生きたねこ
新十津川物語
タマゴマンは中学生

は全ての人間に読んでもらいたい名著。
ということで、読んで!


私自身、新十津川物語好きすぎて、新十津川へ聖地巡礼したくらい。
といいつつ、祖母の家が当別だから近くて。
電車の前までは札沼線で1本だったし。
今じゃもう電車じゃいけないけどね。

新十津川物語を読んで、札沼線の北海道医療大学から先が廃線になったことがとてつもなく悲しく思う。
たくさんの人たちが、いのちを削って造らされた鉄の道が不要なものとなって消えていく。
色んな輸送の手が出来てるわけだし、運ばれる人の数も減ってるわけだし、時代と共に変わっている情勢の中だから、廃線はしょうがない。
それでもーーーむなしいね。


北海道は本当に厳しいところ。
住んでいたから分かるし、親戚もいるから、遊びに行くから、よくわかる。
そして厳しさと同じくらい美しさで溢れているから、いつまでも私の故郷であり続ける。


新十津川物語を読み進めて
入植して来た人たちに本当に感謝しています。
素敵な土地に切り開いてくれてありがとう。
富山から入植した祖父の祖父にも感謝だなぁ。


そして恭之助さん....
今までフキちゃんを支えてくれてありがとうございました。

コロナが落ち着いて、雪も落ち着いた頃に
また新十津川へ遊びに行きます。


北海道という土地で生きた人々に感謝を込めて。