古文書のかたち | 今ここに生きる理由がきっとある

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ちょっと前になるんですけど、8月9日に東京国立博物館で開催されたワークショップに参加してきました。




古文書の世界という企画展示の関連ワークショップです。


古文書を読むというより、紙の種類、署名の仕方、折り方、封の仕方などを知ろう!というちょっと変わった趣旨のもの。


テキストは実際の古文書!! 触ったりは出来ないけど、実物を見ながら解説していただけました。


古文書は鎌倉時代から江戸時代前半のもので、藤原定家・源頼朝(直筆ではない)・足利尊氏・豊臣秀吉・俵屋宗達などなど豪華メンバー(〃∇〃)



こちらは藤原定家の書状。


実物の写真を撮ってくるの忘れてしまったので配布された資料で。

受け取った書状の行間に返事が書かれています。


文字の横に斜めの線が入っているのが分かると思います。

これを合点(がってん)といって、返事をしようとするところに合点を入れて、行間に小さく返事を書くのだそうです。

送り返した書状の事を勘返状(かんぺんじょう)と言います。


幕末に書かれた書状では合点が付いたものは見たことがないですね。



こちらは足利尊氏が息子に宛てた書状で1353年、鎌倉にいた頃のもの。


とても丁寧に書かれた書状だそうです。 折った跡がありません。


後ろから二行目から 六月五日 尊氏 花押  坊門殿  と読めます。


宛名がちゃんと上の方に書かれています。

幕末に書かれた書状ではよく見かける形式ですが、このような形式で書かれた書状はこの頃からだそうです。


平行政の願文は中国からの輸入したお洒落な柄の紙。



源頼朝の書状 (祐筆が書いたもので直筆ではありません。)


右から4行目に妙な空欄がありますよね。 ここに頼朝の花押の跡が薄く見えるのです。

この花押は墨で書かれたものではないそうで、何で書かれたかというのはまだ分からないそうです。


みかんの果汁とかで書いてて、あぶり出しだったら面白いのに。 Σ\( ̄ー ̄;)


次は書状のたたみ方


俵屋宗達の書状


これも写真撮ってくるのを忘れたので、配布された資料から。


真ん中に線が入っているのが分かります。


その線で二つ折りにして、端からたたんでいく。




表に 快庵様 宗達  裏に より の文字がくるようになっています。


花押も種類もたくさんあるんですね。 織田信長なんか6個もありましたよ。



資料がお子様向けなのは、前日にお子様向けワークショップがあって、その時に自分の花押を作ったそうです。


これは竹中重治(半兵衛)の花押。 

なんだかよく分からないけど、そうなんでしょう!




古文書を読むことばかり考えていたけど、これからは今まで気にしていなかったところを見て、考えてみるのも面白いと思った講座でした( ´艸`)