12月といったら忠臣蔵ってことで、観てきました。 歌舞伎観るのは5年振りくらい![]()
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国立劇場 平成25年12月歌舞伎公演
「主税と右衛門七」「弥作の鎌腹」「忠臣蔵形容画合」
忠臣蔵の外伝になってます。
「主税と右衛門七」
10代の若いふたりの討ち入り前夜
主税(ちから)は家老の子、右衛門七(えもしち)は足軽の子。身分は違うけど強い友情で結ばれていた2人と、右衛門七に思いを寄せるお美津の物語です。
お美津が右衛門七に告白すると『明後日の朝まで待ってほしい』といいます。お美津はいい返事がもらえると思って、嬉しそうにお母さんの形見の夫婦鈴の片方を、右衛門七に渡します。
一方、右衛門七は明後日の朝は来ない事が分かっているので、お美津の思いに応えることは出来ません。(討ち入りに成功しても、仇討は死罪だからです。)
そっと、貰った鈴を庭の椿の枝に結ぶのです。
主税は身分が低い右衛門七を討ち入りに参加できるよう口添えをしたことが、良かったことだったのかと悩み、右衛門七に『討ち入りが怖い』と打ち明けます。
2人は思いを断ち切るかのようにお酒を飲み踊り始めるのですが、お美津の弾くお琴の音色が聞こえてくると、右衛門七は踊り続けることが出来なくなってしまいます。
そこへ、2人の様子を見に来た内蔵助。『他人に知られたら、今までしてきた苦労が水の泡だ』と叱咤し、泣きながら謝る右衛門七。
最後に内蔵助が『よく寝ておきなさい』と2人に声をかけます。
もーーーーー、泣けたっ
なんだよこの展開。切なすぎるだろ。
お美津が明後日にはお返事がもらえる
って無邪気にはしゃいでいるのが可愛くて。
わたしが右衛門七だったら『討ち入りやめよっかなー』って思っちゃうよ。
実際は、右衛門七の父は討ち入りメンバーに入れなくて切腹、母は息子をメンバーに入れるために自害してるので、彼には『討ち入り』以外の選択肢はないんだけどね。
「弥作の鎌腹」
弥作はお百姓さんで、武家に奉公に上がった弟、弥五郎がいます。
ある日、弥作は代官である七太夫が弥五郎に持ってきた縁談話を、弥五郎に相談もせず勝手に決めてしまいます。
話を聞いた弥五郎はその縁談は受けることは出来ないと弥作に言うのですが、断る理由は絶対に言いません。弥作は理由を言わなければ断ることは出来ないと言います。
仕方がないので、弥五郎は『絶対に誰にも言わない約束』で、弥作に討ち入りのことを話します。
弥作は七太夫に『討ち入り』の事を秘密にして縁談を断らなくてはならなくなりますが、弥五郎は兄が言ってしまうのではないかと、心配です。
弥作が七太夫の屋敷に出向き、縁談を断るのですが、七太夫はすでに相手方から結納金を貰っていたので顔を潰されたと激怒し、理由を話せと言います。
けれど、弥作は弥五郎と約束していたので本当の事は話せません。
七太夫が、理由が話せないなら切腹して相手方に詫びるしかないと切腹するフリをすると、弥作は弥五郎の計画を話してしまい、弥五郎を暮六つ(18時)までに屋敷に連れてくると約束してしまいます。
自宅に戻った弥作は、七太夫にバラしてしまったことは伏せたまま、弥五郎に切腹の作法を教えて欲しいと頼みます。弥五郎は変だなと思いながらも教えるのです。
弥五郎が出立した後、七太夫がやってきます。暮六つまでに弥五郎を連れてくると言ったはずなのに、現れないので、催促に来たのでした。
弥五郎がすでにいない事を知った七太夫は、弥五郎たちの計画を通報しようとします。
そんなことをされたら、弥五郎たちが無駄死にになると思った弥作は、七太夫を鉄砲で撃ってしまうのです。
秘密を洩らし、人まで殺してしまった弥作は、切腹をするために準備を始めます。
白布の代わりに風呂敷を。榊の代わりに大根を置いて。
けれど、お腹を切ろうとしても、野菜を切る包丁しかないので上手く切れません。
仕方がないので、鎌でお腹を切りますが、あまりの痛さに悲鳴を上げます。
そこへ、鉄砲の音を聞いて戻ってきた弥五郎。
弥作は訳を話し弥五郎に介錯を頼み、手をあわせるのでした。
そして、幕が下りたあと・・・
流れがコメディーだったから、最後どうなるんだろうと思った。弥作が真面目に切腹の準備してるんだけど、大根だし、野菜切る包丁だし、どこか笑っちゃうw
でも、やっぱり最後は悲しかった。「忠臣蔵形容画合」
仮名手本忠臣蔵の大序から七段目までを、ダイジェストでお送りします。な演目でした。
テンポよく進むので、仮名手本忠臣蔵を観たことないわたしでも面白く観られました。
イヤホンガイドに助けられましたがw
どうでもいいけど、この演目中 歌昇くんとめっちゃ目が合ったような気がする。
そんなわたしは隼人くん推しだ。(テレビも出てる。竜馬伝→家茂公、八重の桜→定敬くん、ぴんとこな→花屋)

