約2時間のコンサートが終わり、感極まって
いるテヒョン………
🐱
「大丈夫か?」
🐻
「何とか、大丈夫です・・・・・
とても感動しました、最後の曲は一番好き
です・・・・・」
🐱
「喜んでくれて、よかったよ・・・・・
この後、予定がなければ飯でも行くか?」
🐻
「はい、行きます!」
お互い、さっき手を繋いだことには触れない
ユンギは照れ屋なので、絶対に自分から
あんな行動をする事がないのに………
不思議とテヒョンが愛おしく思えて、
とっさに出た行動だった………
ユンギはオシャレなイタリアンレストランへ
テヒョンを連れて行った
🐻
「こんなお店に来るのも初めてです・・・
今日は先生のおかげで、すごく思い出に
なりそうです」
🐱
「良かった・・・・・
先生という立場だけど、人生の先輩だし
これぐらいの事で喜んでもらえたら
嬉しいよ」
🐱
「好き嫌いはない?俺の好みで注文するな」
前菜から、オシャレな料理が運ばれてくる………
🐱
「この、フォークを使ったらいいんだよ・・・」
どうして食べたらいいのか分からず、迷っている
テヒョンを優しくリードしてくれる………
🐻
「あっ・・・・・はい、これ・・・・・」
🐱
(可愛いな・・・・・)
メインの料理が出てきて、目をキラキラと
輝かせているテヒョン………
🐻
「わぁ・・・・・、お肉だ・・・・・」
パクパクと気持ちよく食べているテヒョンを
見てユンギが、自分のお肉もテヒョンのお皿に
乗せた………
🐱
「あげる・・・」
🐻
「ありがとう!先生・・・・・」
先生と呼ばれた事に重みを感じる………
やっぱり、生徒とこんな時間を過ごすのは
良くないのかと不安になる
周りを見て、僕たちはどの様に写っている
のだろうか………
そんな事ばかり、気にしてしまう………
🐱
「お腹、いっぱいになった?」
🐻
「はい、ごちそうさまでした」
🐱
「じゃあ、帰ろうか・・・・・」
テヒョンは、その言葉がなぜか寂しかった
楽しかった二人だけの時間は、もう終わり
でももう少し、一緒にいたい……………
🐻
「ユンギ先生・・・・・」
🐱
「どうした?具合悪いのか?」
🐻
「はい・・・、胸が痛いです・・・」
🐱
「おいおい、緊張して疲れたのかな・・・?
少し、休むか?救急車を呼ぼうか?」
🐻
「・・・・・その・・・・・先生の事で
胸が痛いかもしれない」
🐱
「俺の事?」
🐱
「とりあえず、店を出よう・・・・・
前にベンチがあったと思うから」
レストランの前は、川沿いで散策コースに
なっていた……………
🐻
「僕、先生の事が好きで胸が痛いです・・・
どうしたら、先生の負担にならずに」
テヒョンに悩ませてしまっている事に気づき
申し訳ない気持ちになる………
🐱
「ごめんな・・・・・
正直に、俺もどうしていいのかわからない
テヒョンの事、困らせているのか・・・」
🐻
「そうじゃないんです・・・・・
僕が、先生を困らせているのかも・・・
でも、好きで・・・・・
先生とずっと一緒にいたい・・・・・」
🐱
(男に・・・・・、そんな事言われるとは
思ってもみなかったな・・・・・)
🐱
「放課後、練習で会えるだろ?
それでは、ダメっぽい・・・・・か・・・」
🐻
「ちょっとだけ、こうしてもらってもいい
ですか?」
テヒョンは、ユンギにもたれかかった………
ユンギも、鼓動が早くなる………
🐱
(この子の気持ち・・・・・、このままに
してしまうと、まずいよな)
ユンギは、肩に腕をまわしてテヒョンを
抱きしめてあげた
*画像お借りしました
#BTS妄想中 #妄想ARMY