何とか、保健室までたどり着く
🐻
「先生・・・・・、ソクジン先生・・・」
🐹
「おぉ?・・・、どした?
ユンギ先生!!!」
慌てて、立ち上がりユンギに近づく………
🐱
「ちょっと、立ち眩みがして・・・・・」
🐹
「ベッドに横になりましょう・・・・・ささっ」
🐻
「ユンギ先生・・・・・」
心配そうに、横で見ているテヒョン………
🐹
「ちょっと、顔色が悪いですね・・・・・
気分は悪くないですか?痛いところとか・・・」
🐱
「大丈夫です・・・、頭が少し・・・・・」
🐹
「熱を計りますね・・・・・」
ソクジン先生は自分の机に座り、何かカルテの
様なものを書いている………
横で見ていたテヒョンは、体温計の音が鳴ると
そっと外してソクジンに渡した………
🐹
「ありがと・・・・・
37.5℃か、少し熱があるみたいだな・・・」
🐹
「次は、血圧を計りますね・・・・・」
🐹
「110の75・・・少し低いな・・・・・」
ソクジン先生は、つぼを押す棒を手にユンギの
足のつぼを押した……………
🐱
「いててててて・・・・・」
🐹
「あははははっ、痛いでしょ
即効性があるので、少し我慢してください」
🐹
「先生・・・、おそらく貧血ですね
少しここで横になっていて下さいね
車で送って行ってくれる先生を探してきます」
🐹
「えっと・・・・・」
🐻
「キム・テヒョンです・・・・・」
🐹
「テヒョン・・・、ちょっと見ててくれる?
すぐ戻ってくるから」
🐻
「はい・・・・・わかりました」
ソクジンは、職員室へ向かった………
🐱
「ごめんな・・・・・世話かけて」
🐻
「何ともないですか?・・・僕は大丈夫です
先生が心配です・・・・・」
🐱
「あぁ・・・、たまにな・・・
ちゃんと食べないとダメだな・・・」
🐻
「一人暮らしですか・・・・・?」
🐱
「そうだよ・・・・・
どうしても、食事がおろそかになるな」
じっと、ユンギを見つめる………
🐱
「大丈夫だよ・・・・・心配しなくても」
🐻
「先生・・・・・、家に帰ったら連絡ください
気になります」
🐱
「わかった、電話番号メモに書いておいて」
ソクジンの机にある付箋に電話番号を書いて
ユンギに渡した………
🐻
「必ず、電話してくださいね・・・・・
それから・・・・・」
🐱
「それから?・・・・・」
🐻
「今度、ご飯奢ってください
サムギョプサルでも食べて精を付けないと」
🐱
「・・・・・ははははは、そうだな
わかった、おごるよ」
ユンギの顔色が少しづつ戻ってきて、安心した
テヒョンのユンギへの気持ちが、先生ではなく
好きな人へと変化していく………
🐻
「少し、寝てください・・・・・」
🐱
「あぁ・・・」
目を閉じたユンギ………
テヒョンが、ベッドの布団に頭を乗せた……
下からユンギを見る……………
🐻
(先生・・・、僕の事・・・見て・・・)
静かな保健室に、先生と生徒………
この学校の保健室は、なぜか不思議な空間になる…
ソクジンが戻ってきた時には、テヒョンも寝て
しまっていた………
🐹
(お?! おおおおお?!)
*画像お借りしました
#BTS妄想中 #妄想ARMY