アイスを食べ終えた二人………
今度ジミンが自転車を運転してジョングクの
家まで送る事にした
🐥
「ジョングクの家はどこ?」
🐰
「あの、中学校の近くです・・・・・」
🐥
「わかった、僕の家とそんなに遠くないね」
ジョングクの家へと向かう二人は、イヤホンで
同じ曲を聴いていた………
🐰
「この曲、誰の曲ですか?僕もダウンロード
したい・・・・・」
🐥
「いいよ、後で教えてあげる・・・・・
見えてきた・・・・中学校、懐かしいな」
🐰
「僕・・・・・ジミン先輩の事、中学の
時からずっと見てました・・・・・」
🐥
「なんか、恥ずかしいところ見られてない?」
🐰
「いつも楽しそうでしたよ
周りに友達がいっぱいいてたし、
僕も話したいなと思ってて・・・・・
だからジミン先輩を追いかけて、勉強して
防弾学園に受かった時はすごく嬉しかった」
🐥
「そうなんだ、よく頑張ったね・・・・・」
ジョングクの家に着き、ジミンはポンっと
頭を撫でた・・・・・
🐥
「これからも、憧れる人でいてるね!
頑張るよ・・・・・じゃあ、また明日な」
バイバイ・・・・・と手を振り去っていく
🐰
(やっぱり、好きだなジミニヒョンの事・・・
でもこれからどうして気持ちを伝えたら
いいのかわからない・・・・・)
人に好かれて、嫌な気はしない………
ジミンもジョングクの事が気になっていく……
そして、あんな事になるなんて思いも
しなかった
同じ日の放課後、テヒョンは音楽教室で
ユンギのレッスンを受けていた………
🐱
「今日は、鍵盤を弾いてもらうな
じゃあ、ここに座って」
ピアノの椅子に座り、ユンギが後ろから覆い
かぶさるようにテヒョンの右手を持つ
🐱
「これが、ト音記号のド・・・・・
親指で押してみて・・・・・」
テヒョンは、恐る恐る親指で白い鍵盤を
押した………
♪ド ……
🐻
「わぁ・・・・・、初めてピアノを弾いた
こんな感触なんだ・・・・・
これをあんなにスラスラ弾けるなんて、
先生は凄いですね・・・・・」
🐱
「練習すれば、誰でも弾けるようになるよ
俺も独学で勉強したから、あまり上手くは
ないんだけど・・・
大学は音大を卒業したけど、専攻はピアノ
じゃないし・・・」
🐻
「先生・・・僕も音楽の道へ進みたいです
今からじゃ遅いですか?」
🐱
「そんな事はないよ・・・・・・」
少しユンギは考えて……
🐱
「じゃあ俺の家に来てみる?
色んな楽器も置いてるし、参考になれば
いいけど・・・・・」
🐻
「いい・・・ですか?」
🐱
「とりあえずは、誰にも言わないでほしい
教師と生徒という間だから、問題になったら
お互い困るだろ」
🐻
「はい・・・・・そうですね」
教師と生徒………
テヒョンは、大きな壁を感じたようだった……
その日、テヒョンは右手でドレミファソラシド
までの練習をした………
家に帰ってからも、ずっと右手を動かして
イメージをして……
お風呂に入りながらバスタブを鍵盤にして
ドレミファソラシド♪♪♪
🐻
「もっと・・・・・先生の事も知りたい」
少し胸がキュっとなる・・・・・
もしかして、・・・・・なんて・・・
まだ誰にも言えない気持ちを抱えていた
🐻
(どうしよう・・・・・先生の家に行く事、
ジミナにも内緒にしておかないといけない
のかな・・・・・
今は、ジミナの事が一番信用できるし、一番
好きなのに・・・・・)
お風呂にブクブクッ・・・・・潜りながら、
色んな事が頭を駆け巡る・・・・・
テヒョンは、この先ユンギの事を好きになる
教師と生徒という危険な恋に落ちる…………
また、ユンギも帰宅後に自分の考えが間違い
じゃないのかと少し不安になっていた………
🐱
(やっぱり、生徒を家に呼ぶのはどうだろうか
でも、生徒の夢を無駄にするのも良くないし
俺じゃなく、他の人にお願いしたほうが
いいのかなぁ・・・)
その後、学園で時間の合間を見てユンギは、
当初から学園にいている保健のソクジンの
元へと向かう………
🐱
「あ、あの・・・・・」
🐹
「お? おぉぉ?? 珍しいな、ユンギ先生
どこか具合でも悪くなりましたか?」
🐹
「まあ、ここに座ってください・・・・・
この方が他の人が来た時にも安心だし、」
言われた通り、ユンギはソクジンの前の丸椅子に
腰を下ろした………
🐱
「実は・・・・・」
ユンギは、隠す事無くソクジンに全てを打ち
明けた
生徒にそこまでしても大丈夫なのだろうか………
もし、バレたら本人の退学、自分も教師免許を
剝奪になる……………かもしれない
🐹
「うーーーーーん、どうだろうか・・・・・
僕も生徒との関係は持ったことがないからな
卒業してからなら、大丈夫だろうけど・・・
まあ、考えていても仕方ないよ
今度の休みに釣りでも行かない?
自然の空気に触れると、少し考え方も頭も緩く
なるような気がするけど・・・・・」
🐱
「釣り・・・・・?ですか・・・・・」
🐱
「はぁ・・・・・」
相談に乗ってもらって、断るのも悪く感じた
ユンギは、ソクジンの誘いに付き合う事にした
🐹
「とりあえず、家に呼ぶのは少し待った方が
いいと思う
まあ、休憩するならいつでもこの保健室に
来てくれていいですよwwwww
2時間で5万円ねwwwww」
ユンギは、あまり意味が分からず苦笑して
また来ます と帰っていた………
🐹
「教師と生徒・・・・・面白そう・・・・・
っと僕は、ナムジュン先生に連絡しようかな
人の事より、まずは自分の事だなwwwww」
この学校の保健室は、もしかして……………
シンボルの♨️なのかもしれない………
*画像お借りしました
#BTS妄想中#妄想ARMY