帰りのエレベーターは空いていた
二人は一番奥に入り、今度は並んで乗っていた









ガ、ガ、ガガガーーー
ガタン、、、、エレベーターが揺れて止まった







🐥🐰
えっ?どうしたの?もしかして故障??
二人は目を見合わせた








他のお客さんが騒ぎ出し、子供が泣き出してしまう
アナウンスで緊急停止をしただけで直ぐに動き出すと言っていたような気がする、、、







すると
ジョングクが少し英語がわかるらしく
そうだと言った







僕は泣く子供にしゃがんで大丈夫だよと声をかけた
すると子供は泣きやんで、ニコニコとジミンを見て
笑った







その様子をジョングクは後ろから眺めながら







🐰
(きっとこの人はとても優しいんだろうなぁ…
 一緒にいて心が和む雰囲気を持っているし、
 そっと近くに来てくれて抱きしめてくれる……
 そんな気がする………
 益々、ジミニヒョンに惹かれてしまう………)








🐥
「僕、一人だったらパニクってたかも………
 グクが一緒にいてくれてよかった〜」






🐰
「僕も知らない場所で、一人は心細かったと思う、


 ジミニヒョン、、、僕がLAに帰るまで一緒にいて
    もらえませんか???」






 (あれ、俺いきなり何言ってんだ!
     どうしよっ、心の声が出ちゃった!)








🐥
「えっ?それって……………」




いきなりブザーが鳴り、エレベーターが動き出した










🐥
「僕はいいけど…………」
 



🐰
「ほら、一人より二人の方が
 二人より三人の方が、多い方が楽しいでしょ!
 ジミニヒョンが嫌でなければ、明日も一緒に
 どこか行こう!」



(あ〜、つい言っちゃったな
 ビックリしてたけど…………
 いいって言ってるし、大丈夫だよなーー)










🐥
(ビックリした〜、いきなり一緒にいたいとか
 言うから、何て返していいか戸惑ったよㅋㅋㅋ
 でも嬉しいな、明日もグクと一緒か〜
 今晩もゆっくり飲めるな……………
 こりゃ今日も飲んでしまうな……………)
 



 
🐥
「僕も一人だしいいよ!
 次はどこ行こうか!パリ観光だね!」







その時、ジミンのスマホが鳴った





🐯スマホ
〜ジミナー、今起きたㅋㅋㅋㅋㅋ
 どこにいてるのー、会おうかー、
 晩御飯一緒に食べよーぜー、〜




テヒョンからのメッセージだった






🐰
「ジミニヒョン???」







🐥
(どーしよ、テヒョンとジョングクと、、、
 でもちゃんと言わないとダメだよな………)






🐥
「あの、昨日ショーに出てた友達から
 連絡きたんだ
 一緒に晩御飯でもどう?って
 でも、僕はグクと先に約束してたし
 ディナーの予約もしちゃったしな………」





🐰
「二人より三人の方が楽しいよ!
 僕は構わないけど、、お店に連絡して追加したら
 どう??」





🐥
「ありがとう、そうしてみるね」




テヒョンはジミンと親友であり、家族同然だった
今まで二人は互いに支え合い生きてきた、
何もかも知っている、、、
ただ、、、お互いを好きと言うより、、、
血の繋がった兄弟の様な、双子の様な、、、
そんな感覚だった















*画像お借りしました
#BTS妄想中#グミシパ