午後のパリは昨日と同じ様に晴天だった
夏なのに空気はカラッとして、それだけで
お洒落な気分になる
ホテルから出て、何処へ行くのかな
ジョングクはジミンに付いて歩く………
🐥
「先ずはカフェでコピでも飲んで、
行き先を決めない?」
🐰
「はい、そうですね」
🐥
「ねえジョングク〜普通に話してくれていいよ
僕、そんなヒョンじゃないよㅋㅋㅋㅋㅋ」
🐰
(ジミニヒョン………かわいい…
もう何もかもが気になって
仕方ないよ、、話し方も仕草も何もかも……)
🐰
「じゃあ、ジミニヒョンは何が食べたい?」
🐥
「ふふふ、グクの食べたいのが食べたい〜」
🐰
(もう〜、イチイチ可愛い事言う人だな〜
僕はジミニヒョンが…………ダメダメ、まだダメ)
🐰
「僕はやっぱりお肉がいいな〜、
美味しいところ知ってる??」
🐥
「知ってるよ〜、実はさ、もう考えてるんだー
楽しみにしてて〜」
オープンテラスでカフェラテをゆっくり
飲みながら音楽の話とか、いつからダンスを
してるとか
そんな普通の話しをしながら、
少しづつお互いの事を
知っていこうとしていた………
🐥
「あ、そうだ!僕エッフェル塔に登った事が
ないから今から行かない??」
🐰
「うん、行きたい!!!」
ジョングクが片付けて席を立つ、
ジミンが"ありがと"とジョングクの後ろに回る
まるで彼氏彼女だった…………

エッフェル塔までは歩くには距離があったため
僕達はタクシーに乗った
後部座席で二人の距離が近い………
手が触れそうで触れない………けど
すぐそこに手がある事を分かっていた
小指があとちょっとで触れてしまう………
窓の外の景色の話をしながら、ジョングクは
指ばかり気にしてしまった

🐰
(とてもいい匂い……カーディガンの匂いかな?
指……触れたい………
ダメダメ、昨日会ったばっかりだ、
嫌われてしまったら………)
🐥
(グクって可愛い弟みたい………
目をクリクリしながら
僕を見つめる顔、赤ちゃんみたいだよ……)
エッフェル塔の綺麗に見える場所でタクシーが止まり
その瞬間一瞬、指が触れた………
何かの合図の様だった………
🐥
「グク〜、僕ね事前予約してたんだ!
だから並ばなくてもいいんだよ〜」
🐰
「ホントに〜?!ジミニヒョンってよく気が
効くよね、モテそう〜」
🐥
「そんな事ないよ〜、普通だと思うけど………
最近は仕事ばっかりだから今が楽しいな」
入り口でパスを見せたので、並ばなくて
すんなり入れた
でも、さすがに観光地だけあって
エレベーターの前は大勢の人が待っていた
🐥
「うわぁ〜、やっぱり凄いね
なんか僕、やっぱりちっさいなって思うわ
グクは背が高いから気にならないだろうけど、
やっぱり…背がもうちょっとあったら
よかったなㅋㅋㅋㅋㅋ」
🐰
(………………………俺より大っきかったら、
こんな気持ちにはなってないだろうなㅋㅋㅋㅋ
小柄で華奢だから、、、かわいいのに…………)
🐰
「えーーー、いいじゃないの??
そんなに低いって思わないけど………
人は無いものねだりだからね」
ふふふ、、
ジミンは微笑んでジョングクを見つめる
*画像お借りしました
#BTS妄想中#グミシパ