日曜日です。
セブンスピリット(http://seven-spirit.or.jp/ )さん開催のスタディツアーに参加してきました。
おおまかなスケジュール
学校からタクシーで10分弱のアヤラモールへ
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アヤラでセブンスピリットのスタッフさんと合流(ピックアップ)
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スラム街訪問・見学
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カルボンマーケットを少し歩き回る
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セブンスピリットのスタジオへ
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子供たちの夕飯づくりをお手伝い
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おひるごはんを頂く
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スタッフさんからフィリピンの経済状況などについて簡単に説明有り・質疑応答
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子供たちと縦笛、ピアニカで合奏の練習。参加者一人につき1人~2人の子供とチームになります
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練習の成果を発表
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子供たちが夕飯を食べている間にアンケート記入
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解散。スタジオから学校までタクシー(15分かからなかったです)
写真が相当あるので事務的に説明しつつざざっと載せます。
と言うより私の個人的な感想はあまり書かずに子供たちの顔を見て欲しいな…と思います。
・スラム街
カメラ慣れしていて、カメラを向けると皆ポーズを取ってくれます
大通りを曲がってすぐ、両サイドに居住スペースが連なります。人ひとり通るのがやっと。
長い通路の両脇に家や小さな商店があります
屋根?らしきものはありますが直前に降った雨で足元には深い水溜まりがたくさん
水溜まり対策で石が敷き詰められています。
とある住居
TVは拾ってきたそうですが、大体の家に置かれていてちゃんと番組が流れています。
住居群の終点。とある家の屋根です。
この天井の上には又別の家族が暮らしています。はしごで上るそう。
集落唯一という井戸。皆ここで水浴びをしたり生活用水を確保します
家の入口に設置されたかまど
3畳ほどのスペースに家族5~6人が暮らしています
1件のお宅にお邪魔させていただきました。
お母さんと赤ちゃんが元々いたところにガイドさん1人、スタディツアー参加者である女性7人中6名が座ってギリギリの広さでした。
キッチン…のような場所
赤ちゃんは部屋の隅に作ったハンモックで寝ていました
右と左は別々の家族の住居です
セブンスピリットのスタッフさんはさすが子供たちに懐かれています
みんな人懐っこいです。わらわら寄ってきて人にくっつきたがります
カメラやiPhoneに興味津々で貸して貸してと言われます。
貸してあげても絶対に壊したり乱暴に扱うようなことはしません。
でもことごとく指が写るw
指がww
でも子供同士だとこんなBigSmileもいつの間にか撮られています
住居を見学させて頂いた後、少し子供たちと遊んで次の目的地へ向かいます。
走って追いかけてきてくれて。見えなくなるまで手を振ってくれました。
彼らの平均日収は1世帯当たり約200円以下。休みなく働いても月収で言うと6000円いけばいいほうです。
1つの集合住宅の家賃は約4800円/月をいくつかの世帯で割り勘で払っています。
各家庭の父親が港に着いた船のお客さんのポーターをして得られるチップで生活をしています。
又、子供たちは近くの観光地になっている教会の周りで花を売ったり物乞いをして家計を手伝います。
「学校に行く時間があったら働いたほうがいい」これが当たり前の考え方です。
ただ、子供たちは私たちに何かをねだることもなく、ただ遊んで遊んでとくっついてまわり、終始笑顔でした。
この後の音楽教室についてはまた後日UPします。