図書館本の記録です
「カナリア外来へようこそ」仙川環
過敏症の特別外来を舞台にした連作短編集。
香料などの化学物質、光や音、味覚などの様々な過敏症…
自分でも何が原因が分からないまま、
症状が出て苦しむのは本当に辛いだろうな。
そんなときに無愛想でも寄り添ってくれる医師がいたら、
すごく支えになると思います。
原因を突き止めるところで話が終わるけど、
どんな治療をするんだろう?
普通に生活をしていたら、避けるのも難しい気がしますが…
わたしはふんわりした柔軟剤の香りが好きだけど、
そういうものを辛く思う人がいるということを
心に留めておきたいです。
「夫よ、死んでくれないか」丸山正樹
衝撃的なタイトルに惹かれて…
登場する30代の女性たちのように、
夫には毎日腹の立つことばかりなので
悩みや愚痴には共感しまくりでした。
でも、死んでほしいとまでは思ったことないな…
元気に生きて、頑張って働いてほしいです。笑
ちょっと無理のある展開な気もしますが、
読みやすくて一気読み!
本編ラスト&あとがきが良かったです。
ではでは、おやすみなさーい