図書館本の記録です
「クロコダイル・ティアーズ」雫井脩介
老舗陶磁器店の跡取り息子が殺される。
犯人は、嫁・想代子の元彼。
あるきっかけで嫁を疑い始める、姑・暁美…
疑心暗鬼とはこのことか〜というお話でした。
想代子さんみたいに感情を表に出さず、
本心は分からないけど、人当たりが良くて
上手く立ち回れる人っているよね。
最後まで読んでもモヤモヤは消えず…
タイトル(ワニの涙=嘘泣き)を考えると、やっぱり怪しいな…
「ブラックウェルに憧れて」南杏子
医学部不正入試事件をモチーフに、
医学界の女性差別が描かれた連作短編集。
性差は当然あるものだから、
完全に平等にというのは難しい部分もあると思うけど…
お互いの違いを認め合って、尊重できるようになったらいいなと思います。
性別とは関係なく、個人の能力がきちんと評価されるようになってほしいな…
ブラックウェルについては世界初の女性医師としか知らないので、娘の伝記マンガを読んでみます!
今日はこの2冊を返却して、また新たに借りてきました。
最近、予約本の順番が順調に回ってきてうれしい〜