半年ぶりのうーとの2週間生活。

 

 

その中でうーのお母さまの友達と言うおじさんが

 

たまたまさゆ県に来ていて一緒に飲もうと誘われ、

 

 

 

 

一緒に飲んだり・・・っていう謎のイベントも交えつつ、

(どういう状況)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本は夜一緒にご飯食べて

 

 

ソファーで2人晩酌しながらうーがネトフリ見ている横でさゆ爆睡。

 

 

お風呂に入り就寝。

 

 

 

 

 

という、本当に穏やかな日々が9割だったのですが・・・

 

 

1日だけさゆの感情が爆発した日がございました。

 

 

いや、いつも爆弾抱えてるの本当に止めたい。

 

 

 

 

 

うーが地元に帰る数日前の話。

 

 

2人で飲みに行ったのです。

 

 

その日は夕方の早い時間から飲み始めて

 

3件目に馴染のワインバーに行ったのですが、

 

 

 

さゆほろ酔い状態に。(通常運転)

 

 

気分が良くなってうーにぶっちゃけたのです。

 

 

 

 

 

 

『うーは究極の釣った魚に餌やらないタイプだよねー真顔

 

 

 

 

「そうだねニコニコ

 

 

 

 

自覚あるんかいっ!!

 

 

 

 

『会いに来ている、時間を作っているってのが

 うーの愛情表現ってか気持ちがある証拠ってのは分かっているんだけどさ、

 大切にするの仕方がさゆとは真逆すぎて

 頭では分かっているんだけど、不安になる。』

 

 

 

 

「・・・えキョロキョロ

 

 

 

 

『さゆは大事な人ほど言葉を選ぶし気を遣うよ。

 どう思われても良い人には気も使わないし塩対応だけど・・・

 でもうーは逆でしょ?

 大事な人ほど気を使わないし素を見せる。

 それがうーの愛情表現であって気を許している証拠なんだって分かっているけどさ。』

 

 

 

 

「・・・キョロキョロ

 

 

 

 

 

『分かってはいるんだけど!!!!

 さゆはやっぱり大事にされているんだな。

 って実感がガソリンになるタイプなの!!

 愛情を1くれたら10で返そうとするタイプなの!!!!』

 

 

 

 

「今は俺の愛を感じないってことえーん

 さゆ本当に感じていないの・・・?

 俺はちゃんと感じているよ。

 ご飯作ってくれたり、洗濯してくれたり

 Tシャツにアイロンかけてくれたりさおねがい

 

 

 

 

 

いやいやいや、

 

 

 

分かってはいるのよ!!

 

分かってはいる!!

 

 

 

 

 

さゆがやっていることは

 

 

 

ありのままのうーを受け入れようとしていない。

 

さゆの理想の彼氏像をうーに押し付けているだけだ。

 

 

 

 

そういう自覚もあるから普段あんまり言えないし、

 

かと言ってモヤモヤも溜まるばかりで

 

 

もう落としどころが分からねぇ。

 

 

 

 

皆どうやって折り合いつけているんだ??

 

 

あ、お別れしているのか。

 

 

付き合ってみたら思っていたのと違った。

 

 

ってこういうことか。

 

 

でも思っていたのはさゆの勝手に妄想したうーの理想像で、

 

 

そのギャップにギャーギャー言っているのはさゆ。

 

 

いや、結局さゆがうーにこうして欲しい!!

 

って押し付けているだけで・・・

 

 

うーはさゆに対して何一つ文句言ってこない。

 

 

いや、多少は言うこともあるけど・・・

 

 

結局さゆの方が未熟でわがままで人間が出来ていないんじゃないか真顔

 

 

 

むーーーん真顔

 

 

 

 

 

と酔っ払いながらも考えを巡らせていたさゆの元へ

 

 

 

 

「すみません・・・」

 

 

 

とワインボトルを持った若おじさま

 

 

と若い兄ちゃんの2人組が話かけてきた。

 

 

 

 

 

いや、

 

今めっちゃ大事な話しとんねん!!!!

 

 

 

 

 

 

「入ってきた時から素敵なカップルだなって思ってたんですけどねほっこり

 店長さんに彼氏さん仕事の事聞いてお話してみたいなって

 思って!!

 よかったら一緒にこれ飲みませんか?」

 

 

 

 

とワインボトルを掲げる若おじさま。

 

 

店長とうーは知り合いである。

 

 

 

 

今大事な話してんだから向こう行ってろ!!

 

なんて言えるはずもなく・・・

 

 

 

 

結局一緒に飲むことに。

 

 

 

 

色々話をしていて分かったのは

 

 

 

 

 

若おじさまは県外のお菓子屋さんの社長さん。

 

若い兄ちゃんはタウン誌の編集者さん。

 

 

 

 

そして若おじさま社長がうーの事をえらく気に入って

(うーは人見知りせず、外面もものすごく良い)

 

 

 

 

うーがトイレに行った時さゆに

 

 

「彼の仕事を応援したい!!」

 

 

とさゆに切々と訴えてきたのである。

 

 

 

 

さゆ達をアテンドするから是非若オジサマ県に

 

遊びにきて!!!!

 

とまで言い出す始末。

 

 

 

 

そんな若オジサマとあまり喋らない兄ちゃんとで

 

ワインをたくさん飲み、

 

さゆ達の会計まで払おうとしてくれていた

 

若オジサマにさよならを告げ、

 

 

 

さゆ達の夜はまだまだつづく・・・・。

 

 

 

 

なんで毎回こんなに長々と書いてしまうんだ。

 

と反省しながらも半年ぶりの再会編、まだ続きます。