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応援して下さる皆様へ

【応援してくださる皆様へ】

いつも温かく応援してくださり、本当にありがとうございます。


79日、無事に退院することが出来ました。今日に至るまで支えてくださった皆様、本当にありがとうございます。何事もなく順調に快復し退院できたことを嬉しく思います。退院という目標に向かって毎日頑張れたのは応援してくださった皆様のおかげです。優しいお言葉、励ましのお言葉、本当にありがとうございました。


交通事故に遭い、【左鎖骨遠位端骨折】、【左恥骨骨折、仙骨骨折】と3ヶ所を骨折し『全治6ヶ月』と診断され、65日から約1ヶ月入院していました。お医者さんからのお話だと、左恥骨と仙骨は自然治癒で完治すると伺ったのですが、左鎖骨は手術をする必要があったため、611日に手術を受けました。現在、私の左鎖骨部分には折れた骨を正常な形に固定しておくためプレートとワイヤーが入っています。骨が完全にくっつくまで、しばらくはプレートとワイヤーが入った状態で過ごすよう言われています。その他に、車と接触した際に左頭部の皮膚が切れてしまい、七針縫いました。今でも時より脈を打つような頭痛や横になった直後と起き上がった直後にめまいがあり違和感を感じています。脳外科の先生に診てもらったところ、頭痛やめまいは耳に問題があるかもしれないとのことで、耳鼻科の入ってる病院への紹介状を書いていただき、診てもらう予定です。


救急搬送されてからの始めの二週間は全身がひどく痛み、少し動いただけで全身に激痛が走るほどとても辛く、食事や睡眠を取る気にもなれないくらい、気持ちに余裕のない苦しい生活でした。仰向けで寝たきりの状態が毎日毎日続き、トイレに行くことはもちろん、お風呂にも入れず、何も出来ない自分に悔しくて嫌になり、前向きになれず何もかも自暴自棄になっていたことを覚えています。


去年の末から3回のオーディションを受け、ずっと出演したいと憧れていた舞台の出演も降板になり、念願だった1st写真集の企画も打ち切り。全てを絶たれた時のショックはものすごく大きく、状況が理解出来ず、現実を受け止めたくないほど残念で涙が止まらなかったです。何がなんでも本番までに元気になって舞台に出てみせるってずっと病室で自分に言い聞かせていたし、写真集も絶対に成功させると毎日思っていて、中止するなんてひとつも考えていなかったです。こんなにやりたいと思っているのに。挑戦させてもらえる環境だったのに。身体が言うことを聞かず、心と身体が伴わず、どうすることも出来なくて、本当に辛くて無念で残念でとても苦しかったです。そして何よりたくさんの方に迷惑を掛けてしまったこと。『お仕事が来ないんじゃないか』、『嫌われて、二度とこの人に会えないんじゃないか』、『もう舞台を観に来てもらえないんじゃないか』など、皆様への申し訳なさと先が見えなくなってしまった不安で毎日胸が苦しかったです。バチがあたってしまったのではないかと思ったこともあり、私の悪かった点はどこだろうとずっと自問自答していた時期もあります。起きてから寝るまでの間、寝ている時にみた夢の中でも、四六時中葛藤していたことを今でも覚えています。本当に辛かったです。


でも、そんな私をたくさんの方が激励して助けてくれました。落ち込んでいた私にたくさん言葉をかけてくれて勇気づけてくれました。同じように骨折を経験した方や入院したことがある方からも色んなアドバイスをいただいて、参考にさせていただいたこともたくさんあります。自分の想像していた以上に温かい励ましのメッセージをいただいて本当に嬉しかったです。皆様の優しさにたくさん触れることが出来た大切な時間でした。私を前向きにさせていただき本当にありがとうございます。


そして退院に至るまで色んなことをたくさんケアしていただいた全ての看護師さんとヘルパーさん。約1ヶ月間、本当にお世話になりました。入院も手術も今まで経験したことがなかったため、最初は不安も多く、自分のことでいっぱいになり上手く会話が出来ていなかった時もあると思います。でも、元気づけようと私に声をかけてくれる看護師さんやヘルパーさんの言葉、いつも変わらない笑顔、同じ目線で向き合ってくれる思いやり、本当に毎日救われていました。本当に尊敬ばかりの毎日でした。浴衣から私服に着替えることが出来たのも、トイレが行けるようになったのも、お風呂が入れるようになったのも、全て看護師さんやヘルパーさんの支えがあってこそです。たくさん迷惑を掛けたと思います。ここまで動けるようになれたのはサポートしてくれた看護師さんやヘルパーさんのおかげです。本当に感謝してもしきれません。今回の経験で看護師さんやヘルパーさんの働く姿を身近で見せてもらい、本当に素晴らしい職業だと感じました。改めて、人のためになるお仕事ってこんなにもキラキラしていて、カッコイイことなんだと思いました。病院で働いてる皆さん、本当に素敵でした。私も怪我を完治させて復帰したら、看護師さんやヘルパーさんのように、しっかりと『おもいやり』を持って改めて人と関わって働こうと思いました。看護師さんやヘルパーさんの働いてる現場を身近で見ることが出来たおかげで、『人との関わり方』や『相手への思いやり』などたくさんのことを学ばせてもらい、自分を見つめ直す貴重な機会をいただいたとすごく感謝しています。ケアしていただいた看護師さん、ヘルパーさん、改めて本当にありがとうございました。


今回の事故で、失ってしまったものもありましたが、関わってくれた全ての方からたくさんの愛をいただき、私自身が『人として成長するために大切なこと』を数えきれないほど教えてもらいました。これは私の人生において大事な宝物です。健康でいられることのありがたみ、思いやりを持つことの大切さ、何より『皆様あっての自分』だということ。色んなことを教えていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


SNSを通じて毎日励ましてくださった皆様、温かいメッセージを送っていただいた皆様、お時間を作ってお見舞いに来ていただいた皆様、本当に本当にありがとうございました。しっかり身体が動けるようになるまで、まだ時間がかかってしまうのですが、ちゃんと治療して復帰したら、皆様からいただいたエネルギーを返していけるように頑張っていきます。経験が浅く、これからも学ばなければいけないことも多くありますが、皆様への感謝の気持ちを忘れず、おごり高ぶらずに前進して成長出来るように精進してまいりたいと思いますので、今後も温かく応援していただけたら幸いです。


引き続き、TwitterなどSNSを通して、怪我のことや身体のこと、健康のことやリハビリのこと、日々感じたことを発信していけたらと思います。これからも皆様からのコメントを楽しみにしております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


長々とすみません。

本当にありがとうございました。


 710  佐藤さくら