生き物を飼ってみるということ | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

日曜はアースデイ青森2017でした。

 

私たちはぴちるは、

プレーパークで木工あそび。

 

プレーパークの様子は、

もう一つのブログ

Happy Children Towadaグに紹介してあります。

 

 

アースデイ青森では、

子どもたちが楽しめるものが

たくさんありましたが、

イベントの後も楽しめたのが

『小川原湖の生き物すくい』。

 

 

生き物って、

子どもにとってはたまらない魅力があります。

動くものを捕まえる。

それは本能かもしれません。

息子は、ザリガニと、ガムシ、

フナとヤゴをすくってきました。

 

うちには、子どもたちが水路ですくってきた

ドジョウが10匹以上いるのですが、

とりあえず、水槽の準備は明日にしようと、

その日はザリガニとガムシは虫かごに。

ヤゴとフナは、ドジョウの水槽へIN しました。

 

その翌日。

フナ一匹、ドジョウ一匹が

食べられていました。

 

ヤゴは肉食です。

きっと食べられちゃうだろうとは

ちょっと思っていましたが・・・。

 

あわててフナをザリガニの水槽にお引越し。

 

ドジョウは、たくさんいるから、

食べられても仕方ないか・・・と、

そのままに。

 

するとさらにその翌日。

ふと、水槽を見ると、

今、まさにお食事中!

 

ヤゴが、もの凄くどう猛なハンターに

見えてきました。

 

トンボも確かに肉食です。

幼虫のヤゴも、

ハンターであってもおかしくはないんだけど。

弱肉強食で、

生きるために食べる生き物たちの世界を

垣間見た気がします。

 

以前、ドジョウの水槽にメダカを入れたら、

メダカがドジョウに食べられちゃいました。

ドジョウの水槽に大きくなった金魚を入れたら、

ドジョウが食べられてました。

 

夏場に、睡蓮鉢に

金魚を泳がせていたら、

10匹いたうち、

6匹がカラスに持っていかれました。

 

お腹がすいたら、

生きるために食べる。

生態系は、こうしてつながっているんだな~

と、ちょっぴり残酷さも感じつつ、

子どもたちと生き物たちを見ています。

 

以前、

天井に止まっていたハエを、

クモが狙いを定めて

じりじりとにじり寄る場面を目撃。

私たちも食事中で、

事件は食卓の真上で起こりました。

クモとハエに気が付いた私たちは

かたずをのんで見守っていました。

 

じっと動かないハエに、

クモはそろりそろりと近づき、

ハエが飛んだ!

と、思ったその瞬間、

糸を天井につけつつ、

クモはハエをジャンピングキャッチ!

 

そうして、クモがお食事するところを、

家族ですごい!!って、眺めていました。

 

ハンターが獲物をしとめる

その姿は、

食べられるものを思えば、

かわいそうで残酷だけど、

餌を捕まえ食べなければ生きられない

ハンターの側からみると、

逃げられるかもしれない、

でも、しとめなければ生きられない、

そんな必死さを感じます。

 

生き物を飼っていると、

いろんな場面に出くわします。

 

我が家の看板犬?

ムック(奥)と、チビ(手前)。

 

ムックは北里大学の当時の犬部から

子犬の時に譲渡していただいた犬。

 

チビは、稲生川に落ちていたのを

救出して、そのまま我が家にやってきた犬。

 

飼い主が見つからなければ、

なくなるかもしれなかった命。

 

殺処分される命を

少しでもなくせたらいいのにな、

と、思います。

 

犬の散歩中、

リードが外れた犬に出会うときが時々あります。

 

そんなとき、

その子がそのまま保健所に連れていかれたら

数週間後には殺処分されてしまうかと思うと、

気が気じゃありません。

 

子どもたちにも、

そういうタイミングで

殺処分されてしまう犬や猫のこと、

ムックとチビも、

もしかしたら、誰も飼い主が現れなかったら

そうなっていたかもしれないこと。

そんな話をしています。

 

そんな命の話ができるのも、

生き物を飼ってるからこそ。

 

犬や猫といったペットだけでなく、

金魚やメダカといった

水の生き物でも、

捕まえた虫を飼ってみるとか、

いろんな場面で、

命を身近に感じることは、

子どもたちにとって大事なことだと思います。

 

昔は、学校でニワトリやウサギを飼ってて、

飼育係がいたりしたものですが、

今は学校生き物を飼うのは

水槽でメダカぐらいかもしれません。

 

生き物たちの世界を知ることは、

とても面白いのです。

 

どんな生き物でもいい。

小さな生き物から、

飼ってみるといいですよ。

餌をやらなきゃ死んでしまう。

お世話しなきゃ汚れてかわいそう。

小さな命に

想いをかける。

そんな経験を

子どもたちにさせてほしいと思います。