土にお返しする | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

我が家では、かれこれ20年近く、

生ごみをたい肥化しています。

たい肥化するのには

バクちゃんが活躍してくれています。



バクテリアが分解してくれるのでバクちゃん。

調子のいい時は、

バクちゃんの温度も60度ぐらいまで上がって、

生ごみも、一週間投入し続けてもあふれることなく、

良く分解してくれています。


バクちゃんというだけあって、

バクテリアのエサが生ごみなんですね。


冬場、家の中に入れてやってみた時もありましたが、

においが気になるのと、

虫が入らないようにしていても、

なぜか小さな虫がわいてしまうので、

家の中でやるのは断念。


冬場は休眠させ、

生ごみは、冬場は仕方なく燃えるごみへ。


温かくなるとともに、

バクちゃんも始動します。


バクちゃんは外に置いて、

生ごみは庭の土に返します。



バクちゃんに必要なのは以下の材料。

・米ぬか
・おがくず
・木炭
・布
・バーク堆肥
・腐葉土
・鹿沼土(赤玉土)

毎回生ごみに米ぬかを振りかけて

土に埋めます。




他にも、調べると、

段ボールコンポストというのもありました。

こちらは、

ピートモスともみがら燻炭だけでいいようです。

段ボールが水分を吸い取ってくれて

蒸発してくれるので、

水分の多い生ごみにはいいらしいです。



うちは外置きなので、

コンテナボックスに入れています。


毎日玄米をうちで精米して食べているので、

米ぬかはもらってこなくても手に入ります。


長年やっていく中で、

買ってこなければならない材料があるのが

だんだん面倒になってきて、

そのうち、

水分調節するのに、

庭土を入れるようになり、

今は、

庭土と米ぬかのみで、

生ごみを分解しています。

これでも十分分解してくれるんですね。

飽和状態になったら、

庭の片隅にいったん寝かせる場所があるので、

そこに移して、熟成させます。




熟成した栄養豊富な土は、

畑に入れて、

野菜を作ります。


土の中の微生物の力って

すごいです。



野菜くずだって、

自然界の中では

自然に返るものの一部だし、

生ごみだって決めて捨ててしまうのは

人間の都合だし、

生ごみが汚いなんて思うのも、

人間だけで、

死んだ鳥や獣の体だって、

自然の中では土に返って

土を豊かにする有機物。

人間の体も、

いつかは土に返るのですから、

土から取れたものは、

土にお返しする、

そうやって、

循環するのが自然界の決まりごと。


初めたきっかけは、

自然保護とか、

自然に優しく、

という想いで、

ごみを減らしたくてはじめた生ごみたい肥化。


今は、虫がわいても、

彼らが分解者であると思うと、

それほど気にならないから不思議です。

すべては循環。

自然の一部。


自分の体も、

いつか土にお返しするなら、

きれいな体でお返ししたいな、


そんなことまで考えてしまうこの頃です。