森光子さんに、女優としては初となる国民栄誉賞が贈られることが決まった。
今月9日の89歳の誕生日に、48年間ずっと主演を努めてきている舞台「放浪記」が、
2000回公演を達成し、その功績が讃えられたものである。
89歳での受賞は史上最高齢でもある。

スクワットを毎日欠かさず150回行うなど、90歳を前にしているとは思えない、
バイタリティ溢れる森さんが、金字塔を打ち立てた舞台のカーテンコールで、
このように精進を誓っていたのが、印象的だった。
「これからも一生懸命、もっと豊かな表現ができる女優になりたいと思います」

そして、先日放送されたドキュメンタリー番組では、このようなナレーション。
「森さんは、89歳にしてなお、生きる意味を問い続けています」

89歳、2000回公演で今なお、あくなき向上心を持ち続ける心意気に脱帽すると共に、
「芸の道」は、どこまで行ってもゴールということなないのだと考えさせられた。

現在公開されている話題の映画『余命1ヶ月の花嫁』。
乳がんに侵され余命1ヶ月を宣告されていた長島千恵さんの実話を基にしたものだ。

その千恵さんを追ったドキュメンタリー番組が一昨年放映され、大きな反響を呼だが、
番組出演を決心した理由は、「若いから、病気にならない、死なない、は間違い」ということを、
同世代の人たちに訴えたかったからだという。

その中で、このようなメッセージを残していた。
「みなさんに明日が来ることは奇跡です」「生きてるのって奇跡だよね」
そして、「毎日何してるの?」と尋ねる恋人には「生きている」。

JUJUの歌う映画の主題歌『明日がくるなら』もヒットしているが、
そのサビの部分で「明日がくるなら 何もいらないよ」と歌っている。

明日が必ずくるとは限らない。生きているのは決して当たり前ではない。
そのことに気づかされるメッセージと歌である。

君が開く その目の前に 明日の自分は見えていますか??
新しい扉のその先に きっと出逢える 次の自分に


GReeeeN『扉』である。
パンのCM曲としてテレビで流れているのをよく耳にするが、
私が最近のハマっている曲のひとつだ。

「前向きになれる」「後押ししてくれる」「元気になれる」・・・。
ネット上のレビューにはこのような感想が並んでおり、
“応援ソング”として多くの人の共感を得ている。

その詞の中で、私が特に好きなのは2番のこの部分だ。

意味が無いとただ決めつけて 扉閉めてるんだ
見えない様 聞こえない様にしてるだけ
明日何が出来るかなんて 君が決めるだけ
恐れずに次の一歩 ほら 踏み出せ!!!


次の一歩を踏み出すチャンスは目の前に広がっているのに、
「意味が無い」「出来ない」と立ち止まっていないかと、反省させられる。
しかし、そこで一歩踏み出せば、次の自分が待っているはずだ。

君の扉を開ける鍵は いつも君のポケットの中
いま開けば ほら目の前に きっと待ってる 次の自分が