前好きやった人のことを思い出してしまった。
もともとは、付き合ってた人。
別れてから、ちょっと連絡とらへん期間があったけど、また二人で会うこともあったし、連絡もとるようになった。
また、戻れるんじゃないか…
そう思ってた。
でも、ある日突然、電話で「子どもができました。結婚します」っていう連絡が来た。
なかなか、受け止められなかった。
子どもって何?
別に女がいたんか?
2週間くらい前、2人で会ったのに?
意味が分からん。
これは、うそ?夢?
違う。現実や…
朝までベッドに座ってた。
涙腺が緩くなって、簡単に涙が出た。
胸が苦しくて、現実が受け止められず、えずきながら泣いた。
信じてた…
でも、信じてた自分はバカをみた。
…それから、周りの人の支えもあって、なんとか過ごしてた。
でも次、イベントで会った時に、彼の左手には指輪が…
それを見て、また吐き気がした。
結婚した女と一緒にいる姿が目に浮かんだ。
そして、その女のお腹には彼との子ども…
その場から逃げ出したかった。
それから、3ヶ月。
なんとか、自分に言い聞かせながら、ちょっとずつ前に進んでた。
彼とも、たまに連絡とれるくらいまでになった。
友だち…みたいなかんじ。
でもその後、今まで我慢してたけど、二人ともお互いを求めてた…
そして、二人の関係は始まった。
私自身、悩んで悩んで決めたコト。
また前みたいに、彼に会えて一緒の時間を過ごせるのが夢のように嬉しかった。
必要とされるのが、たまらなく嬉しかった。
抱き合って温かさを感じられるのが、たまらなく幸せやった。
あの頃、会いたくて会いたくて、1、2時間会えるだけでも会いに行っていた。
許されない関係。
周りの目なんか、どうでも良かった。
自分はどうしたいのか。
何が大事なのか。
…後悔はしたくなかった。
会えたときの、あの嬉しくて嬉しくて何とも言えない幸せな気持ち。
あの幸せな時間がずっと続いて欲しかった。
現実は見たくなかった。
見たくなかったけど、奥さんから電話がかかってくることもあった。
子どもが産まれた時には、連絡もなく、約束も忘れられてた。
結婚して、子どもができるってことは、そういうこと。
私なんか二の次。
現実を見たくなくても、嫌でもあちこちで見えてくる。
そのたびに、胸が苦しくなって泣いてた。
私たちの関係には先がないこと、未来がないことがこんなに辛いとは…
2人で会ってバイバイした後は、いつも泣きたい気持ちを必死で堪えてた。
周りの音が、遠くで聞こえてた。
自分だけが、まわりから切り離されたような感覚。
会っていた時の幸せな気持ちも温かさも、許されない。
叶わない気持ち。
彼が地元に帰る日が近づいてくる。
地元に帰ってしまったら、なかなか会えへんようになる。
この関係も終わるやろう。。
彼がここを去る日が来ることが、凄く恐かった。
急にバイバイは出来ないと思った。
だから、早めにこの関係に終止符を打とうとした。
もう会わない…
彼は、最後に一回だけ会おう?って言ってくれた。
嬉しかった。
でも、会わなかった。
そしたら、いつも冷静な彼が、
「(私の)気持ちは解ってる。でも、会いたいからどうしたらいいか分からない…」と。
それでも、私は会わなかった。
でも、彼がここにいるのもあと数日になった時…
彼に会えるのは、これがホンマに最後かもしれない。
意地を張ることも、会わないっていう決断ももうどうでも良かった。
じぶんの感情のままに動いた。
引っ越しの準備をする彼に会いに行った。
そして、朝までゆっくり過ごした。
彼が去る日…私は一人家で、めちゃくちゃに泣いていた。
行かんといてって、何度も心の中で叫んだ。
現実の残酷さを、身に染みて感じた。
…あの頃のこと、今でも思い出すと泣けてくる。
めちゃくちゃ好きやった。
めちゃくちゃ苦しかった。
これからも、忘れることはない。
心のどこかで、あの苦しい恋はこれからもずっと残っていくんだろうな…