ユニオン2011 その2
ユニオン2011での提供馬で気になる馬がいます。
それは橋本牧場さんのソリッドプラチナム2010(父ジャングルポケット、牝)です。
当歳で売却が済んでいない場合、提供が期待できそうです。
ただ、産駒の出来がどうなのか?は気になるところです。
昨年のユニオン会報誌での橋本牧場さんのコメントでは、
「近年のふがいない状況を鑑みて、提供馬を厳選していく」
とされています。
母がクラブで成功していても、肝心の仔馬の出来がイマイチなら提供しない、ってことも考えられます。
ここでもうひとつ問題があります。
それは提供馬の価格設定。
近年の橋本牧場さんの提供馬はソリッドプラチナムの399万円以降、リーズナブルな設定が続きました。
橋本牧場さんはこの件についても同じ会報誌の中で、
「ソリッドプラチナムはサービスのつもりで設定した価格で、適正な価格ではなかった。」
とした上で、
「生産馬全体がこの程度の価格だと誤解を生んだ為、これからは適正価格の設定を行っていく」
と話されています。
結果論ですが、ソリッドプラチナム以降で出資に見合った結果を残しているのは、
同馬とその半妹のハーマジェスティだけです。
それ以外は、「安かろう、悪かろう」をじでいく結果となっています。
しかもその間、シェアアプローズやマイルストーンの高額馬も散々な結果になっています。
厳選提供と適正価格の第一弾がユニオン2010のペガサス27なのだそうです。
これらの状況を背景に考えると、ソリッドプラチナム2010の募集価格は、2100万円を下らないでしょう。
運よくソリッドプラチナムに出資することが出来た私ですが、その仔への出資は叶いそうにないですね。
ここで言う適正価格を考える場合、ひとつの指標として比較できるのが「市場」の価格でしょう。
昨年の北海道市場での橋本牧場さんの販売実績の一部を見てみると、
【オータムセール2010】(価格は消費税込み)
・ジプシーダンサー2009 ⇒ 525,000円
・アヴィアラ2009 ⇒ 3,885,000円
・タイキコメット2009 ⇒ 315,000円
・アレグリアス2009 ⇒ 2,100,000円
ちなみに、先行募集のサンタママ2010は、同セレクションセール(当歳)でヒダカブリーダーズユニオンが
18,270,000円(税込)で落札されて提供されているものです。
(募集価格との開きは、落札以降の経費が含まれている為で、これまで同様の上積み幅ですね。)
当歳と1歳での落札以降の経費の計算に差異はあると思いますが、この結果をどのように判断するか?
ユニオン2011からは、いわゆる「補償」も無くなる訳で。
「適正価格」の持つ意味が、生産者・クラブ・会員の間で少しずつ違うのは当たり前。
その上で考え得るリスクヘッジと信頼関係。
投資と娯楽。
馬主の愉しみと悩みは尽きないのであった。。。