電話投票当選 | 一口馬主のひとりごと

電話投票当選

もうそろそろ時効だと思いますので・・・。


就職が決まった私は、春から京都を離れることになりました。

期間ははっきり決まっていませんでしたが、研修期間も兼ねていましたので、

1年以上ということは分かっていました。


新しい環境から一番近い場外馬券発売所(WINS)まで100キロ以上!!

き、きつい・・・。


当時の馬券購入方法は、競馬場・WINSそして電話投票の3つだけ。

電話投票も、その方法はまだ音声(オペレーターに直接「連勝2-8に五百円」とか言うもの)が主流で、

半年か1年に1回ぐらいの追加会員募集がある程度でした。それも数千人の単位で。


秋のGⅠシリーズと時を同じくして、この電話投票会員の追加募集が競馬ブック当日版に掲載されていました。

使用開始時期は翌年の4月。

しかも投票方式は、プッシュ回線を使用したコンピュータ対応方式。(う~ん。画期的!)

何としても権利が欲しかった私は、父・母・姉・私の4名を使い、4通はがきを送っていました。

(もちろん、みんなには内緒でしたけど)

そして年末近くになって送られてきた当選&入会案内の封筒!!

「やったー!」

それも自分の名前の分が当選!


そして、はたと気がついた。

改めて返信しなければならない身上書にある職業欄。

今は少し変わりましたが、馬券を購入しても良い者の制限が、

当時は20歳以上の社会人という設定でした。

つまり、20歳以上であっても、生徒・学生は馬券の購入が許されてはいなかったのです。

(何とも不思議な規制でした)

私は、罪に問われるかもしれない危険を承知で、内定先の企業名を書き込みました。

「電話投票で馬券を購入するときには立派な社会人です。」

という言い訳を用意して。


学生生活最後の忘年会の帰り道。

阪急梅田駅の売店で何故か販売されていたスポーツ夕刊紙に大きく飾られたイナリワンの文字。

私の戦友スーパークリークがまたしても有馬記念に振られたところで、

波乱万丈の平成元年は終わりを告げました。