今すぐ分かるブロック塀の高さ (徳島の注文住宅ならサーロジック)
建築基準法では、コンクリートブロック塀の
施工高さは2.2m以下
高さが1.2mを超えるときは
長さ3.4m以内ごとに控え壁をつくる。
というのがあります。
組積造(そせきぞう)ですと
ブロック塀の高さは最高1.2mまでで
4m以内にごとに控え壁を設置するなど
安全対策をとらなければいけません。
1.2mで無筋、控え壁がないと危険です。
しかし、ブロック塀の中に
鉄筋がはいっているかいないかなんて
見た目で分かりませんよね。
しかも建築基準法が施行される前に
施工されたブロック塀ですと
結果的に違法建築となってしまっている
ブロック塀は現状、存在しています。
ということで、
その判断はブロック塀の高さを
目安にされるとよいでしょう。
~危険なブロック塀の判断基準~
ブロックの大きさは幅の違いなど複数ありますが
幅は見た目で判別しにくいため無視します。
(細いより太い幅がよいです)
高さを判断基準にしましょう。
一段の高さを施工目地含め 20cmと計算します。
そして下から1段、2段、3段と数え
その段数と20cmを掛けると高さがわかります。
写真は5段ですので
20cm×5=1m
6段なら 20cm×5=1.2m
6段までは控え壁が
無くてもよいことになります。
しかし、上述したように無筋の
ブロック塀ですと 6段でも
控え壁を設置するなど安全対策が必要ですし
高いブロック塀は危険です。
鉄筋がきちんと施工されているか
見た目にはわからないので注意が必要です。
ということで、
見るだけで簡単に判断するには
5段までを目安にされる方が
よろしいかと思います。
また、隣地との目隠しでブロック塀を使うなら
1.2m以上は欲しいところですので
構造上安全な施工をしても控え壁で敷地内が
一部つぶれてしまうため
アルミフェンスやウッドデッキ等
その他の材料で検討されるとよいでしょう。
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