花びらが半分だけの花、“ナウパカ”
火の女神ペレは、ある時 一人の若者に恋をします。
しかし、若者には すでに恋人がいて、そのことを知ったペレは 嫉妬で怒り狂います。
二人は それから逃れる為に、若者は海へ、女性は山へと逃げ、そのまま 引き裂かれてしまいました。
やがて 海と山の それぞれに咲いた花は・・・・
まるで 引きちぎられたかのように、半分の花しか咲かすことが出来なくなりました。
この海と山の2つのナウパカの花を合わせると、二人の魂に導かれ、恋人たちは 結ばれるという 言い伝えがあります・・・・☆彡
悲しい男女の伝説の花です。
儚げ。それでも 確かに 咲いている・・・・。