高校1年の夏休み
小倉百人一首の暗記という
古典の夏休みの宿題が出た。
遊びもするけど
お勉強も頑張るスタンスの私
必死に 全部 暗記した。
その中で 15歳の私が
1番に胸に刺さった一句
君がため 惜しからざりし 命さへ
長くもがなと 思ひけるかな
あなたのためなら 捨てても惜しくないと思った命も
逢瀬を遂げた今 長くありたいと思うようになりました
初めて 詠んだ時
これがホンマの愛か って
キュンキュンを通り越して
衝撃を感じてん。
ホンマに こんな風に
命をかける程 他人を好きになるのか?
それから 数年後 旦那と出会い
私が一目惚れ💘して 旦那をゲット 
この時 この句の意味が
ストーンとカラダの中に入ってきた気がしてん。
この人のためなら 命かけれるかも
5年後 私たちは婚約していた。
そんな時 阪神大震災があった。
その時 奈良のラブホ🏩に宿泊中の私たち
10階くらいの部屋やったと思う。
それはそれは 凄い揺れやった。
恐すぎて 声も出えへん。
その時 旦那が
私の上に 覆い被さってくれてん
この人も 私のために 命をかけてくれる
君がため ~
長くもがなと 思ひけるかな
2人で 命を大切に
2人で ずっと長く一緒にいたい
震災で辛い想いをされた方
思い出させてしまってたらごめんなさい