先日はピアノ教室選びについて
書きました。



今回は娘のためのピアノを用意するにあたり

いろんな選択肢に悩みまくった経緯を

書きたいと思います。





いろんな選択肢とは


私が実家で弾いていたピアノを

修理して自宅に運んでくるのか、


新たなピアノを購入するのか、

購入の場合は電子ピアノなのか、

アップライトなのか。






結論、実家のアップライトピアノを

修理することに決めました!





そのお値段…290,000円!





私が幼稚園のときに

母方のおじいちゃんが買ってくれた

東洋ピアノのバリンダムという

アップライトピアノ。





やはり思い入れもあるので

また娘が使ってくれたら

私も嬉しいし、

母もうれしそうだし、

きっと天国のおじいちゃんも喜ぶかな。






修理内容は大まかに言うと


・弦、ピン交換

・外装の磨き

・内部清掃

・フェルトなど消耗部の交換

・金属部の磨き

・調音、整音

・運搬

・納品後の調律


こんな感じ。




正直、鍵盤がおかしくなっていたり

音が出ないような不具合も特になく、

こんなに費用がかかるとは

思っていませんでした。





我が家のピアノ検討は


3歳ソルフェージュのレッスンに通っていた

カワイの先生から




「そろそろ4歳ピアノコースを見据えて

楽器を準備してください。

カワイショールームで

生徒様向けフェアがあるので、

ピアノの選び方や、ピアノ修理の見積なども

ご案内できますし一度来ませんか」




と、お誘いいただいたのがスタートです。




もともとカワイに入会するときに

実家ピアノを移動させるか、

電子ピアノの購入どちらかを

考えてます、とは伝えてたんですね。




購入だけでなく、

修理もカワイで手配が可能ならと

一度行ってみることに。




でも当日、娘、夫と3人で出かけると

カワイのピアノ販売営業担当と

先生が一緒になって

その場でのピアノ購入を押してくるのには

びびりました。





展示品限りで500,000円くらいの

アップライトピアノが

450,000円くらいだったかな。





いやーピアノ買うことも

まだ決まってないのに

その場で決めれるわけがないよー。





電子ピアノの選び方として

子どものレッスン用なら

木製鍵盤をおすすめします、とか




実家ピアノを移動するなら

ピアノの運搬にかかる費用の見積を

出してくれたり




こちらが聞きたいお話も聞けました。





購入なら電子ピアノ一択と思っていたけど

新しくアップライトピアノ購入も

ありだな、と思ってしまったのは

あちらの営業トークにまんまと

のせられてる。笑





でもやっぱり、ピアノの響きに

うっとりしてしまったのは事実で

娘にも電子ピアノではなく

ピアノを弾いてほしいの思ったのです。





音色は電子ピアノもほんとに

良かったし、

タッチも私レベルではほとんど分からない。





音量調節やヘッドホン演奏ができるという

便利さも電子ピアノの良いところ。




ただただ直感的に、ピアノの方が

鍵盤を叩いたときに楽器から

響いてる感覚があったという話で、

気のせいかもしれません。笑




まずは

実家ピアノを修理するのに

どれだけの費用がかかるか

それが1番知りたいところ。




でも修理費用に感しては

一度無料で実家のピアノ点検をしてみて

そのうえでどこまでの修理がかかるか、

見積を出します、とのことでした。




これがまた、曲者。





実家にきた調律師さん、

予想以上にピッチが下がっていて

やばいです、と。





ピンの打ち直し、弦の交換が

必要ということで後日いただいた見積は

420,000円。





レッスンの先生にも

すぐにその見積金額は共有されたようで、

「この金額であれば

長く使うことを考えれば

新しいものを購入したほうがいいのでは」

と連絡をいただきました。





でも正直、

高いか安いか分からない世界。





すぐに相見積もりをとることにして

東洋ピアノとピアノプラザに

連絡してみました。




どちらも電話の対応で

実物のピアノを見ることはなく

ピアノの型番や

カワイから言われたこと私から伝えて、

ピン、弦交換の見積を出してくれました。




冒頭の方に書いた、

外装の磨きや

30年経過していると必ず交換すべきという

消耗部品なども入って

どちらも300,000円程度。





カワイの見積明細上には

それらが記載されていなかったので

含まれていなかったのか

当たり前に含まれていたのかは

分かりませんでした。




加えて、バリンダムは東洋ピアノの

それなりの上位の機種だったようで、

30年そこらでピンの交換が必要な状態か

怪しいと2社とも言っていました。




カワイは新しいピアノに誘導したくて

ふっかけてきたのか…?




もちろん、環境にも左右されることであり

湿気・乾燥を繰り返して、

背板が痩せてしまったなどはあるので

トルクを測って不十分であれば

交換しない、といった選択もできると

2社とも言ってくれました。





でもそこの差額、

意外と大きくはなくて。




いっあん修理のために搬出すれば

運搬費用だけでもそれなりにかかるので

今回できる限りの修理をしてしまおう、と

トルク測って問題なくても

ピンの打ち直しをしてもらうことにしました。





あとは納期優先で

最後にすこしお値引きしていただいて

決定しました。





最初にもらった

カワイの修理見積が高過ぎて、

相見積もりで下げられたことで

その気になってしまった感もあります。笑





でも電子ピアノでも

木製鍵盤だと20万円程度はかかる。





思い入れもある。




いい決断をできた、と満足です。




先日、実家から搬出をして

工場で修理の真っ最中ですが、

綺麗な姿、綺麗な音で

おうちに来るのが楽しみで仕方ありません。




娘が長くピアノを楽しんでくれることを

祈るばかりです。



それでは。