アイデンティティって

最初にエリクソンによって提唱された概念で、

自分自身を認識し、

他社や社会から認められる感覚

と言われることが多いけれど、

要するに、自分は何者なのかということを意識すること

 

特に思春期には当然ながら、

学校生活がその人の生活の中心で、

学校生活の中で他社と社会生活を送っていく

 

そして、

学校生活が規律だらけで成り立っているとすれば、

その決められた規律を守っているだけ

みんなと同じという感覚が生まれる

 

そしてその

みんなと同じ≒安心感が染みついてしまうと、

他の人がしないようなことをすること

が悪のように感じてしまう

 

これが一番の弊害だと私は思うんだけど

 

確かにみんなと同じことをする方がラクだし、

誰かに何かを言われることもない

良くも悪くも目立たない

 

それは日本の高度成長期のような

国全体が上昇傾向の時はそれでよいと思う

みんな上昇しているんだから

 

でも、今みたいに日本が停滞しているこの30年

みんなと同じでは、

みんなと同じように停滞することを意味する

 

で、やっとやっと数年前から言われだしたよね、

個性は大切だって( ノД`)シクシク…

 

さんざん日本の教育で個性を潰してきたのにね

本当、矛盾している

 

で、みんなと同じ、

画一的な教育を受けた人が教師になって、

個性的な子どもを育てるのはどうしたらよいか

 

となり非認知能力を高める

という結論に達したんだよね