財務省主要人事

 

事務次官・・・太田 充(昭和58)

主計局長・・・矢野 康治(昭和60)→2021年事務次官予定

大臣官房長・・・茶谷 栄治(昭和61)→2022年事務次官予定※複数年の可能性あり

大臣官房総括審議官・・・阪田 渉(昭和63)

主税局長・・・住澤 整(昭和63)

理財局長・・・大鹿 行宏(昭和61)

国際局長・・・神田 眞人(昭和62)

関税局長・・・田島 淳志(昭和61)

 

内閣官房副長官補(内政担当)・・・藤井 健志(昭和60)

※学術会議の任命拒否で杉田官房副長官(警察庁)が矢面に立たされていますが、内政を一任されているお前がこの件にノータッチなわけがないだろ。

 

内閣官房出向組・・・寺岡 光博(平成3)※矢野の後を引き継いで菅総理の秘書官の経験あり

同・・・坂本 基(平成3)※前文書課長

 

経済財政政策調整官・・・上田 淳二(平成6)

※自身の著書で、2060年に欧州的なGDP比60%の財政赤字残高を目標にするなら、消費税増税35%必要というようなニュアンスで表現、政策の選択肢は成長増税歳出削減の3つがあるという認識。

ちなみにこのポストは「彼の為に作られたと言っても過言ではない」と財務省幹部が発言。前任者(初代)は森田稔(平成5)法規課長。

日銀とのパイプ役。

 

日銀主要人事

 

総裁・・・黒田 東彦(昭和42)※財務省枠

副総裁・・・雨宮 正佳※前日銀企画担当理事、日銀枠 通称「日銀のプリンス」

同・・・若田部 昌澄※学者枠

 

日銀企画担当理事・・・内田 眞一

名古屋支店長・・・加藤 敦

※日銀内での「次のプリンス」候補の2人

 

主要政治日程

 

2020年11月・・・米国大統領選挙

2021年1月・・・菅内閣で初の通常国会開幕

2021年5月?・・・サミット

2021年7月・・・財務省人事

2021年9月・・・衆議院議員の任期切れ

2022年5月?・・・サミット

2022年6月・・・財務省人事

2022年7月・・・参議院選挙

2023年3月・・・日銀正副総裁の任期切れ

2023年5月?・・・サミット日本開催予定

 

10年に1人の財務次官こと岡本薫明(昭和58)氏が退官した財務省。

その岡本事務次官時の2017年の解散総選挙と2019年の参議院選挙で安倍前総理は消費税増税を公約に掲げて選挙をしました。

 

安倍前総理は2度の消費税増税延期の為に、選挙とサミット日本開催を利用しました。

 

「江戸の敵を長崎で討つ」がある意味省是の財務省にとっては、岡本事務次官でまずは1つの借りを返したと言えると思います。

 

そう考えるのなら、残るもう1つの借りをいつ返すつもりなのか?

 

私は、サミット日本開催で受けた屈辱はサミット日本開催で返してくると考えています。

 

おそらく次のサミット日本開催は2023年、その時の財務事務次官はほぼ間違いなく茶谷でしょう。

 

岡本の流れを組む茶谷がサミット日本開催を利用して2030年までに消費税15%まで増税するような国際公約を、時の総理大臣に表明させるつもりかもしれません。

 

過去に2度受けた屈辱(増税延期)を岡本-茶谷という「主計本流」ラインで国民に返してくる危険性があると見ています。

 

日本の人口構成を考えれば、団塊の世代とそのジュニア世代の人口構成が高くなっていますから、財務省的には団塊の世代の社会保障費という大義名分で、消費税15~20%まで引き上げ、次にそのジュニア世代の社会保障費の為に、消費税30%近くかそれ以上に引き上げる算段なのかもしれません。

 

おそらく次の解散総選挙で野党は「消費税減税」を掲げ、自民党は「携帯電話料金の値下げ」を公約に掲げて戦うはずです。

 

菅総理へ携帯電話料金の値下げを提案したブレーンはいったい誰なのか?

 

もう国民はこの経済状況下と増税によってボロボロですよ、菅総理・・・

それでも消費税減税はしないんですか?

 

そしてその茶谷事務次官時に次の日銀正副総裁人事を行う予定ですが、「日銀のプリンス」になれるのは1人だけです。

日銀内の内田vs加藤の争いを利用して共倒れにもっていく事が出来れば、まだ勝機はあるはず。

 

中国共産党の動きが活発化していますが、中国のアキレス腱とも言える「環境問題」。

特に水と空気の問題は、にとって死活問題なはずです。

 

菅総理が表明した「2050年までに温室効果ガスをゼロにする」という文言。

この環境イシューを内国だけにせず、国際的に動いていけば日本の安全保障上で大きな武器になると思います。

 

小泉環境大臣(その後ろにいる純一郎元総理)と中井環境事務次官(昭和60、大蔵省)、おそらくこの2人は中国のアキレス腱がどこかわかっているはず。

これからの言動に注目していきたいですね。

 

P・S

ここで急なお知らせになりますが、先日のブログでもお伝えしました通り、現在私自身体調を崩していて、その病気治療の為に近日中に入院する事になりました。

人生で初めての事ですが、この経験もきっとこれからの人生の血となり肉となると前向きに考えて、自分の体調と向き合いたいと思います。

ブログはしばらくの間、小休止という形になりますが、退院し体調が全快した際にはまた更新していきたいと思いますので、読者の皆様にはしばらくの間お待ちして頂けましたら、幸いです。