~ショートストーリー 第8弾 ~
IF(もしものその後の夏邱文武)ラスト
おはようございます。s97です
それでは最終話です。どうぞ!
このストーリーは、放送された越界をみて、s97が想像(妄想)した物語です。
読んでくださる方のイメージにそぐわない場合もございます
“こんな妄想をしてる人がいるのね!ふ~ん“
↑
こんな感じで気楽に読んでいただければ嬉しいです
「この間、呉梨花に言われたことがあるんだ。
『私たちが付き合ったら完璧だ』って。
でも、人と人との付き合いに、完璧なんてものあるわけ無い。その時はそう思ったんだ。
でもね、今は違うって思ってるんだ。
俺にとってはね、
お前がそばにれば、それだけで、もうそこが完璧な世界になるんだ。
だから、
これからもずっと、俺のそばにいて欲しいんだ。」
おれを見つめる振文の目が見る間にうるんでいく。
「すっげー・・・嬉しい・・・・・。」
こぼれる涙を必死にぬぐう振文。
「いきなり胸キュンさせんじゃねーよ。」
そう言いながら俺の肩に可愛くグーパンチをしてくる。
胸キュンするのは俺の方だよ。
可愛いが過ぎる。
俺は、振文の首にグイッっと腕を回すと、
耳元でささやいた。
「これから「休憩べや」に行こうよ。
可愛い子の可愛い声が聞きたいな~。」
すると、見る間に顔を赤らめながら振文がおもいっきりこちらを睨み付けてきた。
そして、
「こんの~~、どすけべ振武が~~!!!
お前の頭ん中にはそれしか無いのかよ!
俺のトキメキを返せーーー!!!」
やわらかな月明かりが降り注ぐ帰り道、
=====
≪土曜日≫
今日は、母さんと子軒と3人で、こないだ行ったお肉のおいしい店にご飯に行ったんだ。
食事会は終始穏やかに進み、途中からは母さんと子軒が、俺そっちのけで楽しそうにおしゃべりをする始末。
そして、食事の最後に母さんが、
「うちの宇豪の事、末永くよろしくね。」なんて言うもんだから・・・
「あぁ~、マジで疲れた~。」
「お疲れ様。
お母さん、デザート食べられなくって残念だったな。」
「いいよ、そんくらい。
会社から呼び出しの電話なんてしょっちゅうだから。」
「そっか。ほんと忙しいんだな。」
「それにしてもなんだよあれ。
俺さぁ、めっちゃ緊張してたのにさぁ、
二人、めっちゃくちゃ仲良くなっちゃうし。なんか拍子抜けよ。」
「はははっ。そうか。
俺は楽しかったよ。仕事の話も興味深かったしな。」
「うん。
母さんも楽しそうだった。あんなにも笑ってるの、久しぶりに見たよ。
これもさ、
子軒が手紙とか書いたりしてくれたおかげだよ。
ありがとな。」
「いや、大切なのは、あきらめずに誠意をもってアタックする事だよ。」
「子軒はアタックが得意だな。」
「それはお前の方だろ。」
「そういや、よく母さんの好きなビールが解ったな。」
「キッチンに、よく空き缶が山の様に積んであったから。」
「はははっ。母さん酒豪だから・・・」
「はぁ~まじで疲れた。
なぁ子軒。
俺さぁ、あんたに内緒にしてたことがあるんだけど・・・・・」
「ん?なんだ?」
「実は俺・・・・・・・
疲労がピークに達すると・・・
めちゃくちゃムラムラするタイプなんだよな。」
「ほ~、それは知らなかったよ。
俺もお前に秘密にしていることがあるんだ。」
「えっ?なんだよ。」
「お前に会わなかった間、
お前をオカズにシてたんだ。」
まっ・・・まぢ・・・かよ・・・。
しかも、真顔でさらっとそんな事言うって・・・・・
「ん?なんでお前の方が赤くなってるんだ?」
「子軒って、マジでエロいよな。」
「お前がそうさせたんだろ?
だから、責任、取れよな。」
「もちろん・・・
取らせて頂きます!!」
あぁ、マジで子軒って・・・。
この人は、俺の想像をどんどん超えていく。
もしかしたら、これからもっと・・・・・。
あぁ~~~~~
俺の彼氏って、
世界一エロくって・・・
もう・・・・・・・・・・
最高❤️
おわり≫
この度は、s97のSS8を読んでくださりありがとうございました
今回は、文字数制限に悩まされましたが、なんとか無事に投稿することが出来ました。
お読み下さった皆様には、心から感謝しております
どうぞ今後とも、よろしくお願いします
s97
※見たドラマの台詞・シーンを参考にさせて頂いております。画像はお借りしています。