世界で一番 愛されているエレキギターは ストラトキャスターです。


真顔 当社 調べ  (笑)
調査方法は社外秘笑い泣き上差し秘密



で今回は
そのストラトキャスターの調整方法について 書く。。。のだが
「オレ」の調整方法の考え方なので
参考になるかならないかは
分からんよ滝汗上差し
たぶんだいたいは正しい  はずだ(笑)

じゃ始めよか?スゲー長くなりそ



故レオフェンダーさんの
量産型工業製品の傑作音符
それがストラトキャスターです

ギターが弾けないレオさんだからこそ 何モノにもとらわれず
古典楽器の製法に拘ることなく設計し開発出来たと思うのだよ

ので
設計の段階で その思考や意図に
必ずや 工業製品としての美しさが
あると信じておりまして
各パーツの配置や調整にしても
完全機能を最大限発揮出来るよーに
した場合 結果 美しい形に収まると思う訳です
よーするに きちんと調整出来たストラトは どの部分も美しい角度や位置になっている ということです
もちろん 弾き手の好みで 基準の形とは違う調整もありますが 
美しさには欠けていて どこかに その影響が現れるわけで
アームを使うと極端にチューニングが狂うとか。。。

つまり 美しく調整することが
ストラトキャスターをストレスなく能力を発揮させるために とても重要なポイントとなると確信してます🎵

よってオレの調整方法は
仕上がりが美しい ってのが
工業製品の
判断基準として正しいのでは?と
いうのがベースになります

迷ったら美しいか どーか と考えてみます

美しさは正義ですが
汚さが まるっきり悪でもありませんので そこがクスグリポイントに
なります(笑)


では 曲でも聴きつつ読んでちょ
下矢印


上矢印
どーやらメタルのヒトっぽいのですが 歪みの音色が好きです❗
メロディも 面白いし
彼は誰ですか?(笑)







調整方法をまとまりなく書き散らかします   グー真顔
正確には調整方法の考え方ですな

とにかく
仕上がりが美しい ってことを
目指して調整すると
上手くいくと考えます



①現状を知る
正確にチューニングして
コードを弾いてみる
弦が死んでると調整は出来ないので
新しい弦を使う

各フレットポジションで弾いてみる
音のうねりの有無
音程
音量
音色
各弦とのバランス
調べることは山のよーにあります
とにかく そのままの状態を把握することが必要です

②まずはメーカー基準値に合わせてみる
ストラトキャスターと言っても
ヴィンテージ系とモダン系では少し違いがあります
うちのはモダン系です
ヴィンテージ系に比べ
指板のアールが緩く 弦高をかなり
低くセッティング出来ます
音色も太くハードに歪ませると
ハムバッカーに負けない元気な音が出ます 反面 鈴鳴りと呼ばれるヴィンテージストラト特有の音は出にくいです
好みの問題ではありますが
オレ的にはモダン系の操作性の良さやハードな歪みと クリーントーンの鈴鳴り感も欲しい 二律両立(笑)を目指した贅沢わがまま調整です🎵



元はアメデラです
S-1スイッチが付いてましたが
イマイチなので 取っ払って
ごくノーマルな配線にしてあります
ただ配線材やら各パーツ、ハンダに至るまで
多くの種類を試しています
電装に関しては またの機会にします

弦高調整 
フェンダー基準値は
モダン系ストラトは6弦17フレットで弦下〜フレットトップが1.57mmと表記されてます
これ かなり低いです☺️
普通にピッキングしてもビビります
ホントかよ? ってずっと思ってますが  とりあえずメーカー基準に従って調整しますニヤニヤ

で ブリッジ
フェンダーサイトだとブリッジの後方が3mmフローティングした状態が
基準値となります
これ やると分かるけど
3mmにすると フルアップ時3弦が
1.5音アップになるんですよね
よくブリッジの浮きは3弦が1〜1.5音アップになるよーにセッティングするって書いてあるけど
よーするに そーいうことなのね

弦高はサドルネジやモダン系二点支持ブリッジはそのスタッドで調整したりします
フローティング量は
スプリングで調整する
スプリングの本数も アームを使う頻度によっても変えるし音色でも
変更する ってことで試すことは
またしても山のよーにありますが

スプリングは
フェンダー純正の3本掛けだと
音色がシャープ 悪くいうとチープ
薄口の味付けって感じ
良くも悪くも標準
失敗しないタイプ(笑)

今 付けてるのは
Raw Vintage のやつ
純正に比べて太くて短いけど
柔らかい 張力が弱いタイプ
それを 今日は5本掛けにしている
下矢印


5本掛けにすると アームの動きが
硬くなりそーだけど
実際は純正3本掛けと大差ない
ほんの少し 重いかな?って程度

Raw Vintageも ちゃんと考えて作ってあるんだね 当たり前だけど
開発者の知恵とか意図とかを
理解することは大切だね

純正でイイとは思うけどね
それより音色にメリットがあって
響きに色気と美しさがあるからねデレデレ


はいっチョキ出ましたっキーワード音符
美しい です真顔

そして それに従ってセッティングすると

下矢印


上矢印こんな感じになります



まず何を美しいと言っているかと
言いますと
弦とサドルが直線になっていて
サドルスクリューが垂直にプレートに向かっている点 
そして プレートの下 イナーシャブロックも スクリューの延長線と平行になっている点
フェンダー基準に従って調整した場合
図らずも このよーな位置にパーツが揃うわけで
設計の正しさが鑑みられ 美しいなぁと思うわけです🎵

んわぁーっ 怖えぇー って思った?
マニアック過ぎて 引いた?
(笑)
オタク って感じね笑い泣き

いいの オレ 変態だからデレデレ

モダン系ストラトだと
工場出荷時 009〜042のゲージ
ヴィンテージ系は
010〜046が張られてるらしー

太いゲージがそのまま音の太さに直結することはないと思っています
現にリッチー御大やエディも細いゲージであの音色です
自分の握力や乳酸値を考えて
指やら手に負担がかからないゲージが 良い選択だと思います

無理やり太いゲージで カラダを壊した経験上 書いておきます😅

3時間を越えるよーなライブだと
無理するとケツまでもたないですよね笑い泣き

で メーカー基準のゲージは
やっぱ考えて張ってあるんだね
と思うわけよ
基準ゲージより太い弦も魅力があるんだけどさ
ゲージが太いほどテンションが強くなってネック等への負担も相当増えるわけで カスタムショップのセレクトされたネックとは違ってレギュラーラインの工業製品のネックには危険が大きいと思うんだよね

ま  009セットが010セットに変わったくらいじゃ 大丈夫だけどさ
そもそもナットが010に対応して溝切りしてあるし

調整方法に戻る

アームってのがストラトの魅力のひとつでさ
使うと狂ううずまき チューニングがね(笑)
それが嫌で ストラトを敬遠するヒトもいるだろーし
でもね
設計当初 ダイブと呼ばれる程の
大きくアームダウンさせたり
いななく馬のよーなアームアップってのは想定してないわけで
緩くヴィブラートをかける程度ならチューニングは狂わない設計になってるのね
ま 今 そんなこと言っても仕方ないわけで そんな奏法に合ったセッティングにしないと使えないギターになるしさ

狂わない調整方法もいろいろある
ネットにもいっぱい書いてあるし
それのほとんどを試してみたよ(笑)

で オレの場合
ナットが一番の鬼門だと思ったね
今のストラトは二点支持ブリッジで
ナットは購入当初は普通のが付いてた ペグはロック式だし とりあえず
この状態で狂わない調整をした



上矢印スリックナッツって
ナットの潤滑剤  モリブデンとか入ってる  
とか お薬も 様々試したけどね
限界があるのよ
すぐオイル切れするし
不安定なんだよ
完全に狂わないよーにするのは
シンクロナイズドトレモロでは
ほぼ不可能 って理解した


そこで
ジェフベック先生ですよ音符
ローラーナットの導入に踏み切ったんですよね

下矢印



上矢印先生のはウィルキンソン製で
これはフェンダー純正です
自己責任で気合い施工しました(笑)
大きさの関係で指板を削る必要があって なかなかのミッションでした


が  その効果は絶大で
アーミングを狂ったよーに使っても
チューニングは狂わない(笑)よーに
なりました笑い泣き
ローラーナットの説明にはオイルとか挿すなって書いてあるけど
オレはたまに接点復活スプレーを
ぶっかけてます😅
残り時間がどれほどか分からんけどとりあえず死ぬまで保てばオッケーだからね(笑)怖いもんはないね🎵


ので アームに関しては
やっぱローラーナットだなぁ
タスクとかいろいろ試したけどね

音色はサスティーンが増えて
ちょっと金属っぽくなるね
あとはジェフベック先生になれる(笑)

まあ ヒトそれぞれだから
気に入ったモノを使えばイイのだからね

とりあえず最強はローラーナット(笑)





次に仕込み角
ストラトはボディとネックが
真っ平に接続してある ゼロ度
レスポールは1〜5,6度の角度がつけてあんのね
で うちのストラトにはマイクロティルトってのが装備されてて



上矢印小さな穴にレンチ入れて回すと
ネックが起き上がる仕組み

70年代の3点止めの時に採用された機能でさ
ネックの仕込み角を調整出来るのよ
正確にはネジでネックを浮かせるんだから 接合面に隙間が出来るわけで
それまでの楽器制作方法ではあり得ない発想なんだよね(笑)
レオさんの自由なアタマニヒヒグッ

その機能を使って弦高調整してます

接合面の浮きが 音色に影響するのはごく当たり前で 
空気感とかかなり変わります
ネック固定ネジの締め具合で
音色を調整するリペアマンも多くいます
そしてこの機能のないストラトには
シムという紙やら木その他の薄い高さ調整のモノがネックポケットに入っていることが多いです
結局 一応 平らに加工はしてても
精度も甘いので 合わない分は紙でも入れとけよ 的な(笑) いい加減な作り方がしてあります
いまだにカスタムショップ製でさえ紙入ってますし(笑)
日本のハイエンドメーカーのストラトタイプのネックポケット精度は凄まじいですもんね ネジなくてもピッタシ キツキツで 精密機械?って感じ

でも  そのユルユルな感じが
フェンダー製の魅力だったりするから 面白いですよね

世の中にストラトタイプは数多のモデルがありますが
元祖ストラトの音の魅力に優れるモノは なかなかありません

ゼロ度から
仕込み角をつけると
ハイフレットの弦高がスゴく下がります
テンションも強くなります
ので それに合わせてチューニングすると ブリッジがボディ側に引っ張られてフローティング量が減ります
ので
仕込み角をつけたら
スプリングを緩めて音程を合わせる方法をとります
ペグではなくスプリングでチューニングするってことですな

マイクロティルトが付いてないストラトだと 厄介な話ですね
いちいちネックを外してシム入れて
。。。って感じになりますもんね
別のストラトで何度もしましたけどね(笑)
ちなみにフェンダーのシムって 
厚紙にフェンダーのロゴが入ってるんだよ(笑) 初めて見た時
なんか笑っちゃった 笑い泣き

で 弦高にしても まず基準を体験してから 上げるなり下げるなりした方が分かりやすいと思うね
ゲージも そ上差し
テンション感もね
弦のメーカーによって かなりタッチとか音色とか違うから
基準を作ってから いじる方が
イイと思うよ





ここまで 相当 まとまりなく書いてきましたが 読むヒトいるのかしら?

何のために書いてるのか?分からないや(笑)
ストラトだけでなく
他のギターにも有用な内容だと
思うので 誰かの役に立てば幸いね

アタマに書いたよーに
「オレ」の調整思考なんでね
合ってたり間違ってたりするのを前提で試してね☺️

この世はすべて自己責任です
眞子さんもね




総括

上手く調整したギターで
コードを弾くと
コードがひとつの塊になって聴こえます
一瞬
音量が下がったよーに感じると思います
面白みで言えば ビミョーですけどね

でもバンドで他の楽器と合わせた時に 気持ちよく調和する感じは
美しく感じられると思います

ギターを調整するってことは
何も自分だけの話ではなくて
そーいうことのためにも
必要なんですよね🎵

ボーカルが歌いやすかったり
ベースとのアンサンブルが広がったり 
バンドのパワーがアップしたりするんですよ

そして ヒトに届く音の情報が
正しくなったりします

あえての不協和音だとしても
意図ある不協和音であるならば
それがきちんと聴くヒトに届くよーになります
つまり
自分の感情が音に正しく変換されるということです

ごまかしは ごまかしのまま相手に伝わり 真実は伝わりません
聴きわけることの出来るヒトは
たくさんいます

と思っています








書き漏らしもありそう
とりあえず今回は満足なので
真顔




下矢印追記?
オレの演奏動画 貼っとくちゅー



下矢印オリジナル曲❗




バーイバイバイ





Jarly