「リア王」を読んだのは
小学6年生の時でした。
みんな死んでしまうという
悲劇の結末に耐えきれなくて、
後にも先にも、
この時だけですが、
母に抱き付いて
号泣したことを思い出しました。
広島県東広島市在住
やましたひでこ公認
断捨離®トレーナー
くしださゆり(くっしー)です。
暮らしのあれこれや断捨離の気づきを、
日常の小さな場面から綴っています![]()
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王冠は手放しても、
「王である自分」は手放せない。
娘たちの愛情を、
自分が聞きたい言葉で測ろうとする。
そして末娘コーディリアは、
「何も付け足して言えません。
親子である、それ以上でも
それ以下でもありません。」
飾る言葉も、
媚びる言葉も持っていないから、
ないものは、ない。
そこから悲劇が始まります。
シェークスピアが
この物語を書いたのは約400年前。
人間同士の揉め事の根っこは、
昔も今も、
価値観の違いと執着なのですね。
退位後、
リア王のお供は100人。
長女が50人に減らし、
次女は25人に減らそうとします。
するとリア王は、
「50人は25人の倍だ。
おまえの愛も倍だろう。」
……いやいや王様。
家来の人数で、
娘の愛情を計算しなくても。
でも、この場面を観て思いました。
これ、
実家の断捨離そのものじゃないの![]()
親は、
「これは私のもの。」
「まだ私が決める。」
「子どもは親の気持ちを分かってくれる。」
と思っている。
子どもは、
「もう一人では管理できないよ。」
「これからの暮らしを考えてほしい。」
「元気なうちに話し合おう。」
と思っている。
お互い相手を思っているのに、
見えている現実が違うから、
すれ違う。
だから断捨離は、
「何を捨てるか」
よりも、
「これから、どう生きたいか」
を話せたときに、
前へ進みます。
リア王も、
「私をどれだけ愛している?」
と娘たちに問うのではなく、
「私はこれから娘たちと、どう生きたい。」
そう伝えられていたら、
あの悲劇は始まらなかったのかもしれません。
そして、
リア王が私たちに残した問いは。
「あなたは、何を託して手放せますか。」
……それにしても。
もしシェークスピアが
断捨離を知っていたら、
「リア王」は生まれていたのでしょうか。
執着を手放し、
親子で本音を語り合い、
「これから、どう生きようか。」
そんな話し合いで終わってしまったら……
名作にはならなかったかも。
400年前のリア王も、
令和の実家の断捨離も、
親子で揉める理由は、
あまり進化していないようです。
400年かけても
解決できなかったことを、
今日一日で
解決しようとするのは、
少し無理がありますね。
あの日は号泣するしかなかった私も、
今日は、目の前のモノを手放すことにします。
王冠より先に
引き出しの中から。
*実家の断捨離について書いています。
よかったら、どうぞ![]()
7月11日(土) 10:00~HIROSHIMA断捨離倶楽部場所:JMSアステールプラザ
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6月20日(土) 18:30~ちゅーピーカルチャーセンター場所:ショージ寺家駅前店 2階
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