ダーウィンの日&鳥の博物館 | ペコちゃん

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2月12日の記念日は「ダーウィンの日」です。1859年に『種の起源』(On the Origin of Species)を著したイギリスの自然科学者であるチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin 、1809~1882年)の誕生日で、英語表記は「Darwin Day」。

ダーウィンは、卓越した地質学者・生物学者で、種の形成理論を構築しました。全ての生物種が共通の祖先から長い時間をかけて、彼が自然選択(自然淘汰)と呼んだプロセスを通して進化したことを明らかにしました。

 

進化の事実は存命中に科学界と一般大衆に受け入れられた一方で、自然選択の理論が進化の主要な原動力と見なされるようになったのは1930年代であり、自然選択説は現在でも進化生物学の基盤の一つです。

2009年(平成21年)、ダーウィンの誕生200周年と『種の起源』出版150周年記念で、「ダーウィン展」などの催しが世界中で行われました。

そして「ダーウィンの進化論」という言葉だけは聞いたことがあると思いますが(笑)分かり易い例では、かつて地球上で栄えていた「恐竜」が自然選択(自然淘汰)によって殆どが絶滅したのですが、環境に適応したものが「鳥類」に進化してゆくことになります。

鳥の先祖は始祖鳥と呼ばれ、今から1億5千万年以上も前の大昔(中生代ジュラ紀)に、小型の恐竜(は虫類)が進化し、空を飛べるようになって出現しました。 

その後、1億5千万年をかけて様々な進化をし、今日では世界中で約8,500種もの鳥が見られますが、その生態は不思議なことばかりです。 

鳥類は恐竜が進化したもの、と考えると面白いですよね~以前、近くの手賀沼公園を歩いた時の事を思い出しました(笑)

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カルガモ、ユリカモメ、コブハクチョウ、ホオジロ、オオバン、コガモなどが羽を休めたり、水の中を気持ち良さそうに泳いでいました。コブハクチョウは2羽いて、その周りをカモたちが取り囲んでいました。
特にユリカモメは真っ白で顔がとてもかわいくて、私のすぐそばまで歩いて来てくれました。

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手賀沼のユリカモメはひどい目に遭ったこともないのでしょうね~とても人なつっこくてこちらから近寄っても全く逃げません。特に目が優しくて可愛いのです。

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鳩もたくさんいましたが、皆人慣れしていて足元まで来ます。どうかこの人懐っこい野鳥たちに手を掛けることの無い様、いつまでも人懐っこくいてくれる様、祈りながら帰ってきました。。

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2月は野鳥にとって食べ物が1番少なくなる季節。鳥たちは食べ物を求めて、普段よりも広い範囲を行動し、食べるのに忙しくて警戒心も低くなりがちです。木々も葉っぱが落ちて、寒さを除けば、冬は1番鳥を見つけやすい季節なのです。

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そこで以前訪問した千葉県我孫子市にある「鳥の博物館」のご紹介をさせて頂きます~我孫子市は渡り鳥と絶滅危惧種の研究で世界的に有名な「山科鳥類研究所」があり、鳥の研究者や愛好家が多い街です。

「山科鳥類研究所」は創立者が皇族出身であることから皇室との縁が深く、1992年(平成4年)より2005年(平成17年)まで紀宮清子内親王(現:黒田清子さん)が非常勤研究員として勤められ、現在、総裁は秋篠宮文仁親王が務められています。


「鳥の博物館」は手賀沼とその周辺で見られる鳥たちの生態を
中心に展示してある博物館です※受変電・給排水設備及び昇降機更新工事を行うため、令和5年11月6日(月)から令和6年3月31日(日)(予定)まで休館しています。なお、「てがたん」、「あびこ自然観察隊」、「鳥のサイエンストーク」は、休館中も実施します。

 

常設展示は「手賀沼の自然と鳥たち」、「鳥の世界」、「人と鳥の共存」の3つのテーマから成り、四季おりおりの様子をジオラマで紹介しています。

野生では見ることのできなくなった日本のトキですが、1926年長野県南佐久郡岸野村(現 佐久市)で採集されたトキのはく製も展示してありました。

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また鳥の起源と進化、世界の鳥、鳥の飛翔等についてをテーマに、鳥類誕生の鍵をにぎる始祖鳥の化石の復元展示、


絶滅鳥エピオルニスの卵など貴重な展示がされていました。

世界の鳥コーナーではダチョウの仲間からスズメの仲間まで26目157科の世界の鳥を1科1種を目標に収集した標本268種は世界一の規模で、特に私は身近の野鳥を中心に見て廻りました。

ダチョウはこんなに大きかったのですね!

エミューの親子です。

クジャクもとても立派でした~

「コミミズク」が展示されています。

コミミズクは冬鳥で繁殖地は北半球の高緯度の地域ですが、日本には冬になるとユーラシア大陸の北の方から渡ってくるのです~

こちらの愛らしい姿は「ドードー」です。ハト目に属しているおよそ1mの大きさの飛べない鳥で、インド洋モーリシャス島に生息していました。1500年初頭にモーリシャス島で発見されてから1670年頃にはドードーは全く見られなくなってしまいました。

沢山の白鳥が、優雅に泳いでいる雰囲気の展示もありました。

フラミンゴがわざわざピンク色の体色を維持するのは、見た目が美しいだからという理由だけではありません。鮮やかなピンク色をしていないフラミンゴは、繁殖期にペアを組みづらいといわれているのです。ピンク色の体色は、繁殖のためにも必要なのです~

フンボルトペンギンは、フンボルト海流が流れ込む南アメリカのチリやペルー沿岸地域に暮らしています。 別名ペルーペンギンとも呼ばれ、温暖で「乾燥」した地域で生息できるペンギン種です。

モモイロペリカンといえば宇部市のカッタ君が有名でしたが今は千葉県印旛沼で25年以上、地元の漁師さんに愛されて餌を貰っているカンタ君が有名です。

ムクドリは黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。

キビタキなどヒタキ亜科の鳥も、ノビタキなどツグミ亜科の鳥も、ヒッヒッとかカチカチという地鳴きをもち、火打石をたたく音に似ているところから「火焼 (ひた) き」または「火焚 (ひた) き」とよばれるようになったそうです~

タンチョウ(丹頂)は、その美しさから、日本や中国では古来深く親しまれてきた鳥です。タンチョウを含む鶴は、特に折鶴、千円紙幣、昔話(鶴の恩返し)などで多く取り上げられてきました。一般的には単に「ツル」と言えばタンチョウを指すことが多いです。


ノガンは夏季にロシア南西部で繁殖し、冬季に中国へ南下し越冬するそうです。日本に飛来しているのは迷鳥だそうで主に冬に記録されています。


頭についている羽角があるものをミミズク、ないものをフクロウと呼びます。また、和名の語尾が「~ズク」で終わるものがミミズクです。コノハズクやワシミミズクが代表的です。

サイチョウはくちばしの上の大きなこぶのような突起が特徴の鳥類です。 主に熱帯雨林に住むため、日本では動物園でしか見ることはできません。 現在では個体数が減り、絶滅の危機に瀕していると言われています。

ハト目のカンムリバトは頭が凄い迫力です、南太平洋ニューギニアでのみ生息しているそうです。

ダーウィンの日にちなんで、手賀沼のバードウォッチングと併せて、自然に触れ合うことができる「鳥の博物館」をご紹介させていただきました~

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました、心より感謝しています。