僕の大切な推し、乃木坂46久保史緒里さんが出演するWOWOWのオリジナルドラマ「落日」です。


これ、ヤバい。マジですごい。第一話、このYouTube で無料で観られますので是非観てほしい。


このドラマの何がスゴいかというと、ズバリ、うちの推しの鬼気迫る演技なんです。いえ、ファンの欲目とか、そんなんじゃなく、このドラマの面白さのほとんどは久保史緒里さんの演技が担ってると言ってもいいと思う。


物語は実在の家庭内放火殺人事件を元にされていて、事件を映画化しようとする監督(北川景子)と脚本家(吉岡里帆)がその隠された真相を知って行くというものなんです。


久保さんが演じる「立石沙良」は、のちに自らの兄にメッタ刺しにして殺される中3の可憐な女の子なんです・・・。


その残酷なシーンを観るのが怖くてビビってたんですけど、やっぱりあの演技が観たくて、恐る恐る観てしまいました。


でも・・・もう、ただ一言。衝撃的。マジで。並の演技力じゃない。迫真っていうものがあるならこの事だと思う。


いつもこの人の演技を観て思うんですけど、本当にその役の人物がそこに存在しているかのような錯覚を覚えるんです。


そしてその役に、物語に、一瞬で惹き込まれ、閉じ込められてしまう。


今回などはその最たるものだと思います。


久保史緒里さんは22歳で、いつもはモデルさんもされてますから。写真集なんかでも結構大人っぽいポートレートがあってホント困ってしまうんですけど。(←知らんがな)


この中学3年の役に、違和感がない・・・なんで?まずそれがスゴい。


でね、なぜそんないたいけな女の子が、それほど残酷な事件に巻き込まれなくてはならなかったのか、というところなんです。その部分を見事に演じている久保さんの事を書きたいんです。


実は立石沙良は・・・。


でも書けない。ネタバレになってしまう・・・。


本当にね、戦慄を覚えるくらいに素晴らしい演技。大河ドラマの時も思ったんですけど、この人のセリフ回しというか、言葉の抑揚というか、それはこの世代の誰にも真似出来ないレベルの天賦の才だと思う。


申し訳ないけど、周りの役者さんたちが棒読みに聞こえてしまう。ごめんなさい。でも仕方ない。


そして表情。もう、これ。アップになればそれだけでいいシーンだと思えるぐらいの愛らしい美貌ですけど、この人のスゴいところは、表情が全てにおいて鮮やかだという事なんです。


喜怒哀楽だけではないでしょ?人の表情って。


素晴らしい表現者のピアノとか、ギターって、鍵盤とかフレットの間(あいだ)の音が出てる気がするでしょ。そんな異なる音が重なって幸せや不幸を絶妙に奏でるでしょ。


本当にね、この人の表現はまさにそれ。言葉や数字で表せない複雑な感情を鮮やかにハッキリと映し出してる。


そのひとつひとつが、際立って美しい・・・。


あ・・・まただ。アツく語ってしまった。


でも、掛け値なしで、本当に素晴らしい才能だと思いますよ。


今や乃木坂とか、アイドルという枠を超えた大活躍。やっぱり努力と才能に裏付けられた実力って、しっかり世の中に認められるもんなんですね。


ファンとして、誇らしいな。