LGBTQに関するニュースやSNSでの発信を目にすることがあります。一部の人が「差別されている」「社会から排除されている」といった声を上げる人がいます。
もちろん、LGBTQの人たちの意見に耳を傾けることは大切だと思います。誰もが不当に扱われるべきではないし、困っている人がいれば社会として配慮する姿勢は必要です。
ただ、その一方で疑問に感じることもあります。
LGBTQの人たちは、社会全体で見れば少数派です。少数派の意見を尊重することと、少数派の要望をすべて受け入れることは別の話ではないでしょうか。もし少数派の意見を何でも優先するようになれば、今度は多数派の人たちが生きづらさを感じる場面も出てくるかもしれません。
少し前には、トイレの利用方法をめぐる議論も話題になりました。さまざまな事情があることは理解していますが、個人的には「戸籍上の性別に応じて利用すればよいのではないか」と感じています。わざわざ社会全体を巻き込んで大きな問題として扱う必要があるのだろうか、と思うのです。
少しズレているかもしれませんが、この考え方を例えるなら、「左利きの人に合わせて社会の仕組みを大きく変えていく」という話に近いのかもしれません。
左利きの人が不便を感じないように工夫することは大切です。しかし、左利きの人に合わせて社会の仕組みを変えすぎると、右利きの人たちが不便を強いられるようになれば、本来のバランスは崩れてしまいます。
だからこそ、僕は「少数派だからこそ配慮は必要だが、その意見を常に最優先にすべきではない」と考えています。大切なのは、少数派か多数派かではなく、社会全体のバランスをどう取るかではないでしょうか。
誰か一方だけが我慢する社会ではなく、多くの人が納得できる落としどころを探していくこと。それが本当に目指すべき共生の形なのだと思います。