先生は、「医院開業」についてどんなイメージをお持ちですか?
医院開業を思い立ってから実現するまでの道のりは平坦なものではありません。
事業計画、資金調達、患者獲得、届出、労務、税務など開業成功に向けてクリアしなければならないハードルはたくさんあります。開業してからの、「こうすれば成功する」といったマニュアルや方程式はもちろんありません。才能を発揮されるだけでなく、競争や外部環境にも立ち向かわれる先生の「医院開業成功」という夢の第一歩につながることを願っています。→詳細はクリックください
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医院開業物件 情報は、 ドクターナビ をぜひ、ご覧ください。
Q8 (事業計画書)(4)医院開業時の損益計画表は、どのように作るのか?
「医院開業は、どれくらいの利益が出るのか」という点は、
開業をお考えの先生にとって、一番気にかかることであると思います。
開業後の損益の見込みを「損益計画」といいます。
予測にあたっては「経営環境」、「医療業界事情」、「導入医療設備」、「競合医院状況」、
「診療報酬の推移」などについて総合的にご検討ください。
Q7 (事業計画書)(3)医院開業時の資金計画表は、どのように作るのか?
医院開業にあたっては、資金がいくら必要で、それをどう調達するかを
検討しなければなりません。
これを「資金計画」といいます。
開業に必要なすべての資金と、その調達方法について
簡単にまとめてみましょう。
必要な資金は、おおきく「設備資金」と「運転資金」にわけられます。
設備資金には、
①医院建築費
②保証金・土地取得費
③医療機器購入費
④備品・什器購入費
⑤広告宣伝費
⑥医師会入会金 などがあげられます。
運転資金は、
①家賃
②人件費
③医療材料費
④消耗品費
⑤水道光熱費 などとなります。
ある程度の必要資金額がわかった段階で、
ポイントとなりますのが、どのように資金を調達するかです。
調達の方法として、
①自己資金
②ご身内からのお借り入れ
③金融機関からのお借り入れ
④リース会社のご利用 などとなります。
おおくの金融機関が、各種さまざまな新規開業融資を
行っておられますので、各金融機関のメリット(不動産担保などを
強く求められない等)・デメリット(返済期間が短い・金利が高い等)を
ご検討のうえ ご利用されてはいかがでしょうか。
Q6 (事業計画書)(2)具体的な事業内容は、どのように書くのか?
次の項目を簡単にお考えください。可能であれば、書き出してみてください。
①医療の内容
②医院でお考えの医療の特色
③患者来院予測
④仕入計画(医療材料など)
⑤設備計画(医療機器など)
⑥要員計画(看護師・受付スタッフなど)
実際に書き出していただけますと、
先生のクリニックにどのような特色があるのか、
また ターゲットとされる患者さんのニーズに
マッチしているかなど、具体的なご診療内容が
あらわれてくるのではないでしょうか。
この他にも、先生のクリニックの名前や
キャッチコピーなど ネーミング戦略も大切です。
Q5-4 事業計画書 全体構想の具体的な書き方③
次は、 事業計画書 全体構想 ③患者さんの環境(マーケット)です。
診療圏に居住されていらっしゃる 対象患者さんの人数、
新規医院をとりまく環境、競合医院の状況を、お考えください。
⑤医院経営の課題 に関しては、
Q3-1 医院開業に向けてチェックすべき事項がありますか?
をご覧くださいますようお願いいたします。
チェックしていただきました項目で、Yes とならなかったところが課題となります。
④医院(事業)の将来目標 は、先生それぞれ
お考えは異なると思います。
先生がご将来、医院経営事業を
どのように成長・発展されたいかをイメージしてみてください。
Q5-3 事業計画書 全体構想の具体的な書き方②
それでは、次は 事業計画書 全体構想 ②事業の概要 です。
簡単で結構です。
どの患者さんに(性別・年齢・居住地)、どのような診療行為を、どのように集患するか
をイメージしてください。
Q5-2 事業計画書 全体構想の具体的な書き方①
国民生活金融公庫で
医院開業資金融資のご利用をお考えの先生は、
申し込み用紙で 全体構想をご記入していただかなければなりません。
銀行やリース会社では、お話(簡単な面接のようなところもあります)で
ある程度、先生のお人柄・医院構想をおうかがいされ参考にされます。
ただ、先生ご自身の新しい人生のスタートのため、
ある程度具体的な構想をお持ちでないと、予想より来院患者さんが
少なかった場合、対策がうてなくなってしまいます。
①創業の動機は、
なぜ、先生が医院開業をされるのか ということです。
ご自身の診療スタイルの追及のため
ご家族のため
お金のため
患者さんのため etc
どのような動機であっても良いと思います。
ただ、明確な動機をお考えくださるようお願いします。
Q5-1 事業計画書(1)全体構想は、どのように書くのか?
最初に、
先生ご自身の クリニック名をイメージしてみてください。
最終決定のクリニック名でなくて結構です。
このようなクリニック名で考えてみよう で結構です。いかがでしょうか?
(診療所経営者として、お進みになる方向の最初の分岐点シュミレーションです。)
○○○○○クリニック・医院 etc の 事業計画書(1)全体構想
①医院開業の動機
②医院(事業)の概要
③患者さんの環境(マーケット)
④医院(事業)の将来目標
⑤医院経営の課題
簡単にで結構です。①~⑤を箇条書きにお書きください。
医師開業コンサルタントによる
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Q4-4 事業計画書の構成
事業計画書は、通常 次の4つの内容を備えたものです。
①全体構想
②具体的な事業内容
③医院開業時の資金計画表
④損益計画表
4つの内容に関しては、順次 ブログしていきます。
Q4-3 重要なことは、3つの経営資源を活かしていくこと
医院開業を成功さすために、
重要なことは何でしょう?
ご開業をお考えの先生がすばらしいということは、当然重要ですが、
実は、先生ご自身以外のさまざまな要素(大きくは、3つの経営資源ですが)が、
成功の可能性を飛躍的に高める要素であるということです!
さらに、このことにお気づきの先生は、競合医院・および今後新しく近隣に医院が開院されても、
高い競争力で他医院をよせつけない経営を行っていかれるという好循環に入っていかれます。
よく、立地が一番大切であると各種媒体で拝見しますが、
仮に、先生と競合医院が同立地で同時期にオープンする場合、どうしましょう?
医院開業・経営成功のための武器は、
おおいほうが、攻撃力が高いほうが良いのではないでしょうか?
Q4-2 事業計画書の前提条件
3つの経営資源のクオリティと、数(量)を分析してみましょう。
人 のクオリティは、 資格・能力・経験です。数は、適正人数です。
①パートナーまたは、片腕はいますか?
②看護師・受付スタッフ等は、何人必要ですか?
③パート・派遣社員の活用は可能ですか?
お金 のクオリティは、 資金の入手源泉です。量は、資金量です。
①医院開業時にかかる設備資金はどのくらい必要ですか?
②毎月かかる運転資金はどのくらい必要ですか?
③自己資金はどのくらいありますか?
④親・兄弟からの援助はありますか?
⑤金融機関から借り入れできる金額はいくらですか?
もの のクオリティは、購入・リース・レンタル等です。数は、保有台数です。
①医院(土地・賃貸テナント等)は新しく必要ですか?
②医院の改装はどのようにしますか?
③どのくらいの設備が必要ですか?
上記内容を具体化していただくことで、
やるべき事が見えてくるのではないでしょうか。
