認知症専門棟で働いて


様々な認知症の人に出会う


認知症の人の謎の行動や言動


言動は上手く流して合わせられる


行動については


下が分からなくなり


あちこちでオシッコをしってしまったり


夜起きてオムツを外してお漏らしをして歩いていたり


お風呂が嫌で暴れて浴槽でウンチ💩を漏らす人


下の世話は何しろ大変です。


甘い気持ちで認知症専門棟の介護士になりましたが


最初からウンチ処理には面食らいました。


正直今の自分が信じられない。


初めの頃は臭いを思い出して夜も眠れずうなされました。


今ではウンチ処理には鼻から息をしない様にしています。


慣れって怖い。


一生懸命働いている人達に敬意を示す為にも

訳もわからず頑張ってました。


取り敢えず1年頑張ってみよう。


認知症の理解はまだまだ出来ないけど


客観的に見るとボケるって凄い事


こんなに人はなっちゃうんだって


家族からすれば人格崩壊に近い行動に


悲しくなったり落胆したりするんだろうな。


どんなに頭が良くて立派だった人も


ボケて訳が分からなくなるんだから


歳をとるって長生きするって残酷な側面もある。


衰えて朽ちていく姿を目の当たりにしている日々


長寿国である一方の世界。


短期間で亡くなる人を沢山見てきた事も人生初の経験でした。


精神的にも肉体的にも大変な仕事。


亡くなるまでの最後の時間。


家族もみれなくなった様な人達をみる仕事。


日々の業務に追われ疲弊しながら、意思の疎通も出来なくなってきた人達のお世話をしていく。


そんな中で仕事のやり甲斐や楽しさをどう見付けていくかだと思います。


理想と現実、頭で考えている事と実際は違います。

人間相手の仕事ですから日々色々な事があります。その時のその時、その場その場で、チームワークで対応していくしかありません。


認知症専門棟で働くには根気が必要だし大切。


利用者が暴れて暴力振るわれたって我慢するしかありません。


言っても分かりません。

お漏らし、失禁あたりまえ。


大変な介護に認知症専門棟特別手当が欲しいと嘆く職員もいましたが確かにそんな気持ちはよく分かります。


長寿国家になり福祉国家を目指す一方

認知症が増えている中で

認知症に対するケアや介護の大変さを理解する人はどれだけいるんだろう。


重度の認知症介護は家族にはとても大変で無理がある事、精神病に近い人も沢山います。


徘徊、奇声など奇行は様々です。


昔の人はボケた老人を牢屋に閉じ込めたり

紐で結いていたなど聞いた事ありますが

よくない事だと分かりますが

それ程までにボケると人は大変なんですね。

今は薬などもあり昔よりはだいぶマシにはなったでしょうが薬も中々上手く効かず効果のない人も沢山います。

奇行を繰り返し意味が分からなくなっている人は

本当に大切です。


因みに私も昨日は認知症の利用者に引っかかれて首がミミズ腫れしています。


認知症も色々な人が本当に沢山います。


日々勉強になります。