最後に空手の試合をしたのが今から4年ほど前になる。

 その時の相手の人とこの度一緒に昇段審査を受けることになった。

 試合には勝つことができ、その試合で自分の身体を前より感覚的に動かすことができたな~と思い、二十代の頃はあまり意味が理解できなかった身体運動理論を再度調べ直し勉強することにした。

 とりあえず意味はあまり理解できないが本は取っておいたのでそれを読み返していると、前は理解できなかった事が今はよく理解でき、その様に身体を動かすこともできるようになっていた。

 特に胴体力の伊藤昇先生の本を読み返し胴体トレーニングを実践してみた。

 本を読んだだけでは完璧に理解することは難しいが、それでも胴体を動かす三つの体操、伸ばす縮める、丸める反る、捻る、は毎日続けていると全身の動きが明らかに柔らかく変わりビックリ、伊藤先生の言う人間の動きはこの三つの運動の組み合わせである、この運動の質を高めればパフォーマンスはあがる、というのは本当であると実感、肩甲骨から胴体が柔らかくなり本を読んで実践しただけでこれだけの効果がでるなんて・・・伊藤先生はなんて天才なのだろうか。


 他にも肩甲骨を立てる立甲等もできるようになって身体を動かすのが楽しくてしょうがなくなってしまった。

 武器術等も研究し、特に剣は身体の動きがよくわかるので野太刀、大刀、小刀の長さに切った棒を降り身体の動きを確認するのが日課になってしまった。

 不思議と剣を構えるだけである程度姿勢が整ってしまう。

 あくまでも強くなるためというよりは、動きの確認作業の武器術だがこれがまたまた楽しい。

 試合が終わってからのこの4年は身体運動理論の研究と実践の日々。