長男が中学生の頃、カット打ちの練習をさせようと私がカットして相手するケースで普段の攻撃型用ラケットでカットするのではキツイと思って今は亡きTSPのリフレックスシステムディフェンシブを買って使ってたら長男が攻撃型からカットマンに変更する事になり、リフレックスを長男に渡したら私のカット用ラケット無いじゃん…と悩んでた所、他校のコーチをしている知人から無償で譲って頂けたのが、このドニックのカット用ラケットであるデフプレイセンゾー。

それが一昨年の大会の1ヶ月くらい前の事でした。
貰ったラケットにラバーだけ新調していきなり大会で使ったんだけどシングルス3戦全勝してしまった。

けっこう傷だらけボロボロだからと無料で貰ったラケットにしては全然使えるラケットで私の拙いカット技術を支えてくれたのだった。
その後ほぼ新品のラバーを一旦剥がして
安いからと買ってはイマイチで使っていなかったノゾミ『カテルソフト』を貼っていたが、試しに今打ってもやはりイマイチなので試合用に残していたラクザZエクストラハードに戻しました。

名前のとおりかなり硬いスポンジながらシートは軟らかく高い弧線のラバーで、木が軟らかいデフプレイセンゾーとマッチします。

しかし…
カテルソフトを貼る前に、ブレードのデコボコをいくらかでも修復出来ないものかと考えて、自分で厚めにニスを塗装する加工をしちゃってたんですよねぇ。

加工前のラクザZエクストラハード特厚と加工後のカテルソフト中ではラバーの弾みがだいぶ違うので参考にならないが、バックにはどちらもフェイントロング3のままなので、ニス加工の前後を比べるとニス加工後は打球感が硬くなり弾みが増してる。

フォアのラクザZエクストラハードでの
ドライブはスピードはそこそこながら、
回転が乗って伸びる球になり、相手を詰まらせる弾道で飛ぶ。
一方フォアカットではやはり少し硬くて飛んでしまう。繋ぎのドライブに対するカットでなら気にならないものの、強打に対して吸収するような打球を出来ず勝手に弾くように収まらない。

ここは私のカット技術の問題であるが…
人の技術力には限界があるわけで、そこを用具でカバーしたい。

今のデフプレイセンゾーのニス加工ブレードにはエクストラハードより柔らかい無印ラクザZのほうが合うだろう。