天皇陛下は18日、皇居にある水田で「お田植え」を行われました。
天皇陛下は18日午後、皇居の水田を訪れ、陛下がまいた「種もみ」から育ったウルチ米のニホンマサリとモチ米のマンゲツモチの苗20株を植えられました。汗ばむ陽気の中、水色の長袖シャツを着た陛下は長靴で水田に入り、腰をかがめて、しっかりと根がつくように丁寧に1株ずつ植えられていました。
皇居での稲作は昭和天皇が始めた恒例行事で、上皇さまから引き継いだ陛下が「お田植え」をされるのは、今年で4回目です。
育った稲は例年9月に収穫され、宮中祭祀などに使われます。