近年の『働き方改革』の動きの中で、残業時間の上限が労基的にも徹底されるようになり、
パワハラ等の人権侵害も、被雇用者の意識の変化によって以前に比べて事件化されやすくなったことからも、
ステロタイプなブラック企業のやり方は、今の時代では通用しなくなっているように思います。
前の記事でも述べたように、ブラック企業とホワイト企業の差は、だんだん縮まっているように感じます。
それでも法の抜け目を回潜って不正を行い、労働力を使い潰すブラック企業は今でも存在しますし、
そこに雇われている側からも現状維持バイアスの時代遅れな価値観を振りかざし、競って必要以上に会社組織に対する忠誠心を示すように周囲に対しても圧力をかけたりするものだから、
皆に権利として等しく与えられている筈の有給休暇であってもなかなか取得し難くなるなど、そういった『社畜』という存在もまた、色々と問題であります。
(※かといって、その張本人がそんなに仕事ができるのかといえば、よくよく観察してみると無理矢理にでも仕事を作っているような感じで、どう考えても無駄であり、決して能力が高いわけではないんですけどね)
結局、何が言いたいかというと、
そういった皆の脚を引っ張るバカと一緒にいても良いことはありませんし、
そういったバカの危険性を見抜けないうえ、更にそいつに役職なんか与えるような会社の下で働いていても将来は暗いということです。
どんなに賃金が良くても、自浄能力のない会社は、腰掛け程度に考えて貯金してサッサと転職するに限りますね。