転勤して5日。


店の調子が良い。


社長からもお褒めのTELがあった。



逆に不安…(笑)



新しい店舗は、今までとは違うディベロッパーなので、戸惑うことばかりで、とにかく一日一日が長い。


もう完全に新人だ(笑)


10年もいるのに…。



それでも、本当に新鮮で面白い。


他のスタッフが気付ない事に沢山気付ける。


まぁ、初めて見る店だから当然だ。


よく出来ているところも、至らない点も…色々見えてくる。


そして、それを自由な発想で変化させていける。


新生活と新天地は楽じゃないけれど、仕事は楽しい。



「張り切りすぎるなよ」



社長、よくわかっていらっしゃる(笑)


でも、ワクワクするのです。


楽しいのです。


結局、仕事が好きなようです。



新しいスタッフは、もっと良くなると思う。


でも、焦りは禁物。


少しずつ、少しずつだ。


チョット、もどかしいのだけれど…。



今日、1日終われば休みだ。


でも、取引先が挨拶に来るらしい。


事務的なやらなければいけないことが多いのに…。



冷蔵庫も洗濯機も、電子レンジもない生活。


テーブルもガスコンロもない生活。


早く充実させたいのだけれど…。



まずは焦らず、一つずつ。


仕事も生活も。



さぁ、まずは今日の仕事をしっかりこなそう。



旅立ちの前の日。


東北らしい、雪が降る寒い日でした。


荷造りを投げ出し…。


ホットチョコレートを飲んで…。


街中にある大きな公園を歩いた。



雪は止まず。


たどり着いた東屋で震える。



早く帰れば良いものを。


ただ、離れがたく、別れがたく。


寒さに震えながら、立ったり、座ったり。



結局、歩き出す雪の中。


帽子をかぶっていて気付かなかったけれど。


気付いてみたら、ずぶ濡れで(笑)


逃げ込んだデパートの一階で、あんなにグルグルと歩き回らなければ良かったと笑う。



県下一番の老舗で、暖をとる。


その事実が実に滑稽で、可笑しくて。



こういう日々が思い出に変わって。


何気なく、忘れられず。


それどころか、頭から離れず。


思い出す。



何となく、左手でバッグを持つ日々。


始まった新生活。



思い出し笑いが多い人生は幸せだ、と誰かが言っていた。


その通りだと思う。



思い出して、笑える。


そんな日々よ、これからも…。



勤めていた店が閉店し、撤去作業が終わった翌日。


過去、私の下で働いていたスタッフ達が「お疲れ様会」的なものを催してくれた。



寿退社したスタッフ


出たり入ったりしたスタッフ


家業を手伝う為辞めたスタッフ…



それぞれ、色々な事情で退社していったのだけれど、辞めて3年以上経つスタッフも、盛岡から80kmも離れた場所から来てくれたスタッフもいて、本当に有難いと思いました。


そして、サプライズのデザートまで…。



閉店直前にも、みんな顔を出してくれて…。


店長冥利に尽きるというものです。



一生懸命教えて、一緒に育って、辞めていってを繰り返すのは、店長としては結構堪える事柄で…。


積み上げても、積み上げても、ゼロになり。


それでも、積み上げなければいけなくて…。


その度に、虚無感や孤独感に苛まれ…。



それでも、こうやって、みんなが集まってくれて、応援してくれて…。


なんか、あまりないでしょう?


誰かに、応援されるって。


これは、本当に有難いことで。


虚無感や孤独感なんてなかったことにしてくれる、幸せなことで。



「店長だからですよ」



大切にしてきて良かった。