先日、TSUTAYAで再会した本。


「ホテルカクタス」


今から10年以上前にある人に勧められていながら、読んでいなかったこの本。

そのくせ、とある人にプレゼントしたことがあるこの本(笑)


さすがに読まないとお二方に申し訳ないという思いと、単純な興味から購入を決め、最近一気に読みました。


とても、とても良い作品でした。

あぁ、もっと早く読んで、お二方に感想をお伝えしたかった。


どんなものでもそうですが、何か素晴らしいものと出会った時に、共有する相手がいないというのは、非常に寂しいものです。


とりあえず今回は、本読みの母を巻き添えにしましたが・・・。

やはり、お二人と共有したかったとチョットだけ思ったりします。


もう10年もお会いしていないお二人。

そして、もう会うことはないであろうお二人ですからね。

そうでなければ、電話の一つでもかけたかもしれません。



この本を私に紹介してくれた方は、非常に独特の感性をお持ちの方でした。

いやね、だからと言って「変人」という訳ではないのですよ。

物事の捉え方が上手というか、哲学的というか、合理的というか・・・とにかく頭が良い方でした。


そんな方でしたから、読んでみてこの本を好むのも良く分かりました。

なにせ、登場人物は「帽子」と「きゅうり」と「2」なんですからね。

そして、その物語の展開も、非常にらしいのです。


私に色々な事を教えてくれた方。

今もきっと、自分らしい世界観で、多くの方に生き方を教えているかも知れません。




この本をプレゼントした方は、先生の卵でした。

非常に素直な方で、いつもキラキラと綺麗で眩しい目をしておりました。


人から本をプレゼントされたのは初めてだったらしく、とても素敵な感想メールを送ってくれたのを憶えています。

なんかね、その文章がとても素敵で、とても印象に残っているのです。




お元気ですか、お二方。

やはり、20代の半ばと30代の半ばでは、生活が一変致しました。


あの頃はあの頃で楽しく。

今は今で、とても穏やかです。


そう、「ホテルカクタス」の話の様に。