あいにくの雨。

芝生の上で試合開始を待つ選手たち。


全国高校生サッカー選手権岩手県大会、準々決勝。

盛岡商業高校vs専修大学北上高校

午前11時に試合が始まった。


岩手県で高校サッカーと言えば、盛岡商業。
数年前の全国大会で優勝してから、そのイメージは更に増した。

他にも、遠野、盛岡市立の強豪校があり、更に不来方、盛岡中央、花巻東等の新興勢力がトップを狙っている。

専修大学北上、略して専北も最近力をつけてきているチームだ。

元々、野球に力を入れている学校で、ヤクルトの畠山選手やオリックスの梶本選手の母校。

元高校球児の私からしても、あまりサッカーのイメージはなかったのだけれど…。

試合が進むにつれ、専北を応援している事を実感していった。

最初から気持ちで負けない様に厳しくぶつかり、戦術を徹底していた。

体を投げ出し、前へ、前へ。
懸命なプレーは私の心を揺さぶった。

まるで、全国大会で優勝した時の盛岡商業の様に…。

逆に盛岡商業は、いまいちチームとしてのまとまりがなかった様に感じた。

プロ入り内定選手がいるくらい個人の技術は高い。しかし、チーム一体で向かってくる専北を相手に延長戦の末に敗れた。


一緒に見ていた弟曰く。

「10回やったら9回は盛商が勝つ」

多分そうだろう。
弟は続けた。

「でも、これがサッカー」

だから、フットボールは面白い。

専北の監督、コーチ、選手の勝利の瞬間、素敵でした。

本当に素晴らしいゲームでした。


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