今日は、午後から上野で技術士会のCPD研修があり、労働安全衛生に関する講演を聞きに行きました。
技術士会の行事に出席するのは、今日が初めてです。
今後は、少しでも機会があれば、色んな部会の行事に参加してみようと思います。

労働安全の講演に参加した理由は、昨年、仕事で復興現場の建設工事の品質・安全管理を担当することになり、少し興味があったからです。

講演の中で、[労働安全衛生の諸問題を憲法・民法から考える]という題目があり、色んな意味で勉強させられました。

技術士や労働安全コンサルタントが、法のもとに労働者の尊重、公共の福祉という大きな責務があるという基本的なことがあらためて理解できました。(^-^)/

労働安全衛生と憲法、民法、労働法との関連が体系的に理解できる内容で、技術倫理と民法の条文、公序良俗と公共の福祉の違い等、これまで考えたことのないような話が多々ありました。
また、最近、政府で検討されている働き方改革と労働基準法改正案の話も大変興味深く聞くことができました。
新聞報道ではわらないような働き方改革の裏話があり、その講師曰く、実態は働かせ方改革だと揶揄されていました。

その講師は、題目とはあまり関係のない北方領土問題、南シナ海問題、北朝鮮問題、豊洲問題を話題にされて、これも新聞報道だけでは知ることのできない過去の歴史経緯や東京都の技術職員のレベルの話を少しされていました。
技術士として、そして一日本人として、深く考えさせられる日となりました。

講師や出席者は、私よりかなり年輩の超ベテラン技術士や安全衛生コンサルタント、大学講師の方々で、私のような若造は、数人しかいませんでした。
皆さんの講師への質問もかなり高度なものであり、私は意味を理解するのに精一杯でした。
トホホ・・・
技術士として、まだまだなんだなぁ~と痛感させられました。

終わってからグループ会員に誘われましたが、まだ他の部会の行事に参加してから考えたいので、今日は丁重にお断りしておきました。

あと、安全衛生コンサルタントにも興味を持つことができたので良かったです。

会場の様子



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