真っ白な空間を

鋭い先で

少しずつ そしてまた 少しずつ

綴ってゆく


でも


その白い空間を

黒い線で

途切れなく そしてまた 途切れなく

紡いだことはない


そこへ何を示したらいいのか

そこへ何を示すべきなのか


丁度になんて出来るはすもない

だって 僕らはまだ終わってないからね

食み出てしまうはずだ

そう 僕らはまだ始まりだからね